ちが、悪の巣窟である首相官邸に押し寄せます。あなたもぜひご一緒に。ご取
材大歓迎!
馬毛島自衛隊基地着工から半年 緑少なく、海には濁り
…姿変える島をドローンで撮影(7月12日、南日本新聞)
https://373news.com/_news/topic.php?storyid=178358&topicid=369
〈馬毛島基地整備〉炎天下 遅れ許されず 作業員が明かした過酷な現場
食事は冷凍、コロナ感染、けんか…来年は8倍の4000人に膨れるのだが
(7月13日、南日本新聞)
https://373news.com/_news/topic.php?storyid=178402&topicid=369
〈島じまスタンディングさんリーフレット〉『馬毛島ってどんな島?』(ぜひご注文を!)
https://shimajimastanding.blogspot.com/2023/06/blog-post_11.html
——————————
マゲシカが官邸前に押し寄せる!
【馬毛島に基地を造らせてたまるか! マゲシカデモ】
https://shimajimastanding.blogspot.com/2023/07/blog-post_15.html
7月21日(金)17時~18時
16時50分頃
「財務省上交差点」(国会議事堂前駅4番出口3分、霞ヶ関駅A13出口4分)集合
~「首相官邸前」で抗議
※雨天延期(小雨決行)
〈呼びかけ〉
島じまスタンディング ishiisugito@gmail.com (石井)
STOP大軍拡アクション 090-6185-4407(杉原)
「馬毛島基地」建設本体工事着工(1月12日)から半年が過ぎました。
マゲシカのお面をかぶった抗議者が「茱萸(ぐみ)坂」をのぼり、官邸前で
「馬毛島を壊すな!」「島を奪うな!」と抗議します。16時50分頃に「財務省
上交差点」に集合、17時頃から官邸前へ移動します。
マゲシカのお面は主催者が用意しますが数に限りがあります。自作・持参大歓
迎です。ぜひご参加ください。
◆
戦争が起こらない限りは、「抑止力」が効いている限りは「平和」ではないか
と、島じまの外で「本土」の人間は考える。
戦争が起こらない限りでも、基地・軍隊の存在に圧迫され、軍事緊張にさらさ
れ続ける。終わりのない軍備増強と、変わっていく風景と、戦争への不安。
…琉球弧を最前線とする「抑止力の強化」は、こうしたことを島じまの人びと
に強いる。
「抑止」が破れた際の「対処」として、島じまでの「限定戦争」が準備される。
大国同士が全面戦争を行ったら世界の秩序は崩壊する。それは避けなければな
らない。だから許容範囲の戦争に誘導するための装置が必要だ、と「本土」の
人間が暮らす大国は考える。
「対処力」を強化し、琉球弧での限定戦争を長く継続できるようにしよう。標
的をなるべく多く用意し、島じまに分散させよう。相手にできるだけ「資源」
(弾薬や兵士など)を浪費させる必要がある。相手にそれを覚悟させることは
「抑止力」にもなる。「対処力」の強化は「抑止力」の強化だ。だから実戦に
即した能力の強化が重要だ、薩南諸島あたりに兵站・機動展開・訓練の拠点と
しての巨大な浮沈空母が必要だ、と大国の「安全保障戦略」は要求する。「馬
毛島基地」が必要だと。
◆
無数の生きものの住処であり、それ自体がひとつの生態系であり、さらにより
大きな生態系の重要な一部でもある宝の島・馬毛島を破壊して…何千年にもわ
たって引き継がれてきた生命の営みを容赦なく断ち切って、戦争拠点に造りか
えるという計画が存在する。
島で暮らす人びとによる島の自立と平和に向けた主体的な取り組みを潰し、島
じまの民主主義を機能不全に陥れ、島じまの自己決定権をことごとく無視しな
がら進められてきた軍備増強計画が存在し、さらに次の段階へ進もうとしている。
島じまを踏みにじることでしか成り立ちようがない大国の軍の論理による「安
全保障政策」が、いつわりの言葉をひき連れて、大手を振って歩いている。
それが、東アジアのそれぞれの場所で暮らす私たちにとっての平和とどんな関
係があるのか、そしていま私たちはどこから始めるべきなのか、
マゲシカのお面をかぶって考えたいと思います。
◆
【マゲシカ】
ニホンジカの亜種。環境省レッドリストで、「馬毛島にすむニホンジカ」とし
て「絶滅の恐れのある個体群」に指定されている。ニホンジカとしては小柄。
専門家の空からの目視調査(2021年)では推定320頭が生息。防衛省環境アセ
スの調査では推定700~1千頭。
1300年にわたって、小さな馬毛島の中だけで「種の保存」を引き継いできた。
世界的に見ても、シカ類としては最も狭い分布面積しか持たない亜種であり、
ニホンジカの野生個体群が存続できる最小単位を示す極めてユニークな存在だ
という。
オス鹿は海岸近くの風の強い厳しい環境で生存競争を行い、メスと仔鹿は食糧
の多い島の中央部の森で暮らす「集団の棲み分け」という独特な生態を持ち、
オスたちに試練を与えることで集団の数を調整していると考えられる。