リアルタイムで対応してほしい

日ごろから原発に関心をもち、僅かばかりの知識も持っている者ならば、政府や電力会社の発表がひたすら保身にまみれていることを読みとることができる。しかし、原発付近に住む被爆の可能性の高い住民は、今回のようにきっとうろたえ、なすすべもないのが実態だと思う。

そんなときに、ここに聞けば安心な情報を得られるというメディアがあったら、どんなに犠牲者を減らすことができることだろう。今回のように分単位で状況が激変するのが原発災害の特徴だとすれば、いっそうそんな機関の設置が必要に思う。原発に反対するだけではなく、犠牲者を減らすことも私たちの義務だ。一日1回の記者会見ではなく大衆向けの窓口を作ろう。