いま、話題となっている電気自動車。その電気をどのように確保するのかで、いろいろな方法があるようである。よく取り上げられるのがリチウム電池。このリチウムは、高校で化学をしっかり勉強した人は、その元素記号がLiだというくらいの知識はあるだろう。けれども、これがどこに存在するかなどは教えられなかったのではないか。現実には炭酸リチウムという化合物の形態で、特定の池や湖に存在する。そして、1970年代に、きわめて効果のある医薬品であることが明らかにされた。それが、電気自動車だけではなく、すでに「電気自転車」にも使用されている。どのくらいの量の炭酸リチウムが存在しているのか定かではないので、レア・アースに分類されるのか不明であるが、とにかく、重要な医薬品であることだ!
それだけは、忘れてはならない。