日 時 2016年11月14日(月曜日)
会 場 専修大学神田校舎7号館6階764教室 開場18時、開始18時半
テーマ 「米国のラディカル派が見た大統領選挙」
講 師 マニュエル・ヤン(早稲田大学助教・専門は日本思想史。
論考に「疎外と偶像破壊の煉獄的実験室」『情況』吉本隆明追悼号(2012年11・12月合併号)所収。
現在は『現代思想』誌でボブ・ディラン論を連載中。
内容紹介
11月8日に予定されている米国大統領選挙まで一カ月を切った。これからの世界情勢を考える上でも、誰が米国大統領になるのかは
重要な指標となる。サンダース旋風とトランプ人気に見られるように、米国民の政治意識は大きく左右に分極化を始めているように思
われる。リーマンショック以降さらに拡大した経済格差、オッキュパイ・ウオールストリート運動にみられる米国反体制運動の再活性化、
シリア内戦への米国軍の介入など、米国の現在を考えることで、2017年の世界情勢を展望する定例研究会としたい。報告者のマニュエル
・ヤン氏はアジア系米国人の日本思想史研究者である。
ご本人の言「いずれが勝つにしろ、見込みは悪化するのみですが(クリントンのスノーデン暗殺発言とか無茶苦茶です)、どれだけ急速に悪化する
ことを甘んじるかという暗澹たる状況に直面している感じですね」。
多くの皆さまのご参加を呼びかける。