『情況』が復刊した。第5期の休刊号(特集ロシア=ウクライナ戦争、第2特集重信房子)
が出たのが2022年7月だったので、半年余りで復刊にこぎつけたことになる。ぐっと若返っ
た編集部のエネルギーは相当なものだ。もちろんウクライナ戦争や安倍晋三元首相銃撃事件
そして統一協会と自民党政治家の癒着など、追跡し暴くべき問題が山積みとなった時代が復
刊を要請したのだ。
これからの『情況』はどこに向かうのか? 故大下敦史編集長の時代から『情況』は運動
誌なのか論壇誌なのかはたまた学術誌なのかといった議論があった。メディアの世界も大き
く変貌しつつある。SNSが普及し、活字媒体が衰退する。「本が売れない」のは不景気だけ
のせいではあるまい。
今回は雑誌作りにかかわってこられた編集者の2人(山崎春美さんと横山茂彦さん)、そ
して20代の視点・社会運動の視点から語っていただく方1人(小美濃彰さん)の計3人に
コメンテーターをお願いした。そして第6期の新編集長の塩野谷恭輔さんにリプライをいた
だく。
「『情況』復刊号の合評会:――これからの雑誌メディアのゆくえ」
日 時:3月14日(火)18:30開始(3時間弱)
コメンテーター:山崎春美(雑誌『Jam』『HEAVEN』元編集者)横山茂彦(作家・『情況』
前編集者)小美濃彰(寄せ場研究者)
リプライ:塩野谷恭輔(第6期『情況』新編集長)
会 場:オンライン研究会(後述の方法で参加予約を頂いた方に招待メールを送ります)
資料代:無料
今回もオンライン研究会です。
以下のメールアドレスに参加予約を頂いた方に招待メールを送ります。
renaissanceinstitutetokyo@yahoo.co.jp 「参加希望」のメールをお送りください。
こちらからの確認メールで資料代の払い方をご案内します。