レイバーネット日本の次回「あるくラジオ」案内

みなさまへ

レイバーネット日本の「あるくラジオ」という番組があります。ラジオですので、
音声だけの放送です。次回12月5日放送の番組は山口宏弥さん(JAL被解雇者労働
組合委員長)のインタビューです。リアルタイムだけではなく、アーカイブでも
聴けます。過去放送もなかなか聴き応えある番組です。

東京2020オリパラ組織委員会に対してフィリピントヨタ労組を支援する会はJAL
不当解雇撤回争議団と明治乳業争議団と3者共闘を組み抗議申し入れ行動を行い
ました。トヨタ自動車は言うまでも無く2024年までオリパラのトップスポンサー
であり。JALも明治乳業も東京2020オリパラのスポンサーです。ぜひお聴きくだ
さい。

———————–転送元のメール———————–
松原です。拡散大歓迎。

 次回の「あるくラジオ」は以下の内容で放送します。10年をこえる大争議の
中心人物に迫ります。ぜひお聞きください。
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★「あるくラジオ」第19回放送案内 2021年12月5日(日)14時〜15時
  放送チャンネル=https://aruku-radio.jimdofree.com

●たたかいなくして安全なし〜JALパイロット山口宏弥さんに聞く

 山口宏弥さんは、2010年12月「JAL165人の整理解雇」でクビを切られた。それ
まで19年間、機長としてヨーロッパ線を中心に乗務してきた。栃木出身の純朴な
青年が、超難関をこえて花形のパイロットになったが、JALの現実はひどかっ た。
1977年のアンカレッジ貨物機墜落事故で3人の乗員と同乗した2人のカウボー イ
が亡くなったが、それが彼の生き方・考え方を変えた。「牛のバラ積み」で飛
行機が離陸直後にバランスを崩したのが原因だったが、会社はそれを認めず輸送
を再開しようとしていた。「こんな事では命がいくつあっても足りない」この事
故をきっかけに山口さんは初めて会社にタテついた。運輸大臣にも直訴して「牛
のバラ積み輸送」をやめさせた。
 その後、乗員組合の委員長になった山口さん。「ものが言える職場にしなけれ
ば安全は守れない」が信条だ。羽田沖逆噴射事故や史上最大の航空事故「御巣鷹
山事故」をナマで体験し、事故原因を追及した。イラク戦争のときには民間機の
軍事利用に反対して声を挙げた。
 そして2010年の「JAL経営破綻」。政府・経営はこの機を逃さず、目の上のタ
ンコブだった”ものを言う乗員や労働組合”を排除するために整理解雇を断行し
た。このとき山口さんも切られた。「165人の解雇撤回」を求めるたたかいは、
今なお続いている。11年目に入った2021年には「JAL被解雇者労働組合(JHU)」
も立ち上がり、新たな展開をみせている。
 こんな人生を歩んできた山口宏弥さん(現在69歳)に、じっくりお話をうかが
う。

●ゲスト 山口宏弥さん(JAL被解雇者労働組合委員長)
●パーソナリティー しまひでひろ/ささきゆみ
●配信スタジオ ビデオプレス
●放送後はアーカイブで、いつでもお聞きいただけます。
 https://aruku-radio.jimdofree.com/
●お問い合わせ・ご感想などは、mgg01231@nifty.ne.jp 松原にお寄せください。

※過去の放送一覧
第1回 動き出した若者(依草太)
第2回 原発労働者はいま(あらかぶさん)
第3回 高校生は自由を求める―東京の学校はいま(高校生/永井栄俊)
第4回 いまの日本、いまの世界(太田昌国)
第5回 切り捨てられる北海道―JR民営化30年後の末路(黒鉄好)
第6回 朝鮮学校ってどういうところ? いま何が起きているの?(森本孝子/ソ
ン・ファスク)
第7回 記憶こそが民衆の武器(池田恵理子)
第8回 パラリンピック、文学そしてネット(大西赤人)
第9回 そそのかしたものの正体(北村小夜)
第10回 今こそ川柳の出番です(乱鬼龍)
第11回 時代に挑み、時代と生きる(木下昌明)
第12回 地域をつなぎ社会をカエル(片山かおる)
第13回 映画『アリ地獄天国』に込めた思い(土屋トカチ)
第14回 国鉄闘争とは何だったのか?(森健一)
第15回 自由を追うアクティビス(根岸恵子)
第16回 君が代不起立をつらぬいて(根津公子)
第17回 たたかう人権派弁護士(指宿昭一)
第18回 官製ワーキングプアの女性たち(瀬山紀子・山岸薫)