ななとせを禍(まが)ウラン火にあらがひし
凄(すさ)淵上の建(たける)逝くてふ
あらくまし禍津火の神くだけよと
をたけびたけるおきな去るてふ
ウラン火のをろちをろちに相向かふ
今須佐之男の姿を想ふ
平成の元気おきなは逝けれども
毒気は去らずこころ残るらむ
平成の毒気と明治の毒水を
黄泉(よみ)にて叱る二人須佐之男 ※
ウラン火につぎつぎ込めし銭高(ぜにだか)の
力うしはく銭世(ぜによ)を変へむ
※太郎正造
平成三十一年弥生廿四日 大和左彦
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〔opinion8516:190326〕