人の不幸は蜜の味 (2024/01/01~04の資本の出来事)

2024/01/04夜半

  1. 1/1 能登半島地震発生(震度7.6

  2. 1/2 コンテナ船襲撃を受けたデンマークの開運大手AP.・モーラ・マースクが紅海運航停止

  3. 1/4 24年東京証券所初取引開始

   日経ダウ▲700円(▲21%)をオーバーするが、▲176円(▲5%)で終了

   取扱高43770億円(今年度防衛予算)とほぼ同額)

  1. の蜜の味

 インフラ需要でゼネコン株跳ね上がり

   鹿島・・・105円高(+43%)

   大成・・・214円高(+42%)

   大林、清水も追随

  1. の蜜の味

 紅海迂回して輸送距離が延長し運送費増加で海運株大上昇

   商船三井・・・355円高(+74%)

   日本郵船・・・359円高(+76%)

   川崎汽船・・・422円高(+65%)

統 括

 全体の株は総ダウンしているのに、日本海最大の「能登半島地震」、紅海の運航停止(パレスチナ/イスラエル戦争)の関連銘柄はストップ高である。この大不幸の時、膨大な蜜を貪る目に見えない輩達が存在する。この不幸を餌にして膨大な利益を上げているのである。日本の株式の購入額の70%はグローバルファンド(世界資本)である。

 彼らが人の不幸を蜜に変えているのである。

 日本語では昔からこの様な輩を「火事場泥棒」と呼んでいた。アクション用語では「漁夫の利を得る」と言えば解ると思う。 この行為を世界レベルでやっているのだ。

 この彼らのたった1日間(1/4日のみ)のアクションに対し、各国家も、国連も、政治も何の対応が出来ていないことを、今皆さんは現実に見ているはずである。(意識、無意識にかかわらず)

 これは資本が国家を超越している一つのエビディンスである。

 能登半島地震でこれから国民は直接/間接にどれほど苦しむのか‼

 紅海航路の迂回で日本/世界のサプライの遅延と不具合により、どれだけの物価高や物不足は発生するのか? 30年は時代を押し戻すことになるだろう ‼

再度叫ぼう。「人の不幸は蜜の味」これが資本の原理である。

戦争は彼らにとって最大の蜜である‼

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion13473:240106〕