今こそ、当たり前の労働運動へ 2・21連帯労組・関生支部『50年誌』出版記念シンポジウム ご案内

拝啓

新春の候、皆様には、ご健勝にてご活躍のこととお喜び申し上げます。

さて、連帯労組・関西地区生コン支部(関生支部)は、昨年10月で50周年を迎えました。その闘いの記録として『関西地区生コン支部 労働運動50年-その闘いの軌跡 共生・協同を求めて1965~2015』を出版されました。

関生支部は、企業別労組が本流の日本の労組形態とは異なり、一人でも加入できる個人加盟方式の産業別労組として発足されました。また、関生支部の組合員が組織された生コン工場や生コン輸送会社等が、セメントメーカーとゼネコンという大企業に挟まれて苦しむ中小企業であることから、産業の民主化を推し進める産業政策運動を全国に先駆けて実践されてきました。大企業と対等取引するために、中小企業は大同団結し、協同組合化することによって、共同受注共同販売・適正料金収受・品質管理強化・安定供給を可能にしてきました。また、政治の民主化を追求する労働運動として果敢に闘ってこられたことも、つとに有名です。

関生支部の闘いの50年は、競争を本質とし、貧困と格差を生む資本主義社会の仕組みとは違う共生・協同の社会を求める人々にとっての共有財産であり、何よりも衰退する労働運動の中で「本当の労働組合」とは何かを考える多くのヒントがあると存じます。

そこで、別紙チラシのように「今こそ、当たり前の労働運動へ」と題し出版記念シンポジウムを開催する運びとなりました。共に新しい時代への希望と展望を共有すべく、ご多用とは存じますが、下記要領でご出席を賜ります様にお願い申し上げます。

2016年1月吉日               変革のアソシエ

協賛(2016年1月15日現在)

連帯労組中央本部/協同センター・労働情報/協同センター・東京/中小企業組合総合研究所/ソウル宣言の会/TPPに反対する人々の運動/日刊ベリタ/社会評論社/コモンズ 他

1.日時:2016年2月21日(日) 午後1時―5時

会場:御茶ノ水 連合会館2階大会議室 電話:03(3253)1771(代)

2.シンポジウム 報告・武建一関生支部委員長 記念講演・木下武男(労働社会学者・昭和女子大学名誉教授)佐藤 崇(なゆたふらっと)、纐纈美千世(日本消費者連盟)、原 隆(「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会)、小野寺忠昭(元東京地評活動家)等

           注―詳細は、同封いたしましたチラシをご覧ください。

連絡先

変革のアソシエ

〒164-0001 東京都中野区中野2-23-1 ニューグリーンビル301号 協同センター・東京気付

電話 03(5342)1395  FAX 03(6382)6538

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