編集部:註
本文中「3月27日の集会・デモ・・・」の記事について、主催者からの「延期のお知らせ」がありましたので冒頭での追加掲載としました。
3月27日「さようなら原発宮城県民大集会」延期のお知らせ
3月27日に予定しておりました「STOP!女川原発再稼働 さようなら原発宮城県民大集会」(錦町公園)は、宮城県内の新型コロナウィルス感染の拡大状況に鑑み、延期することといたしました。今後の感染状況等を見ながら、改めて開催日を検討いたします。
昨年11月、村井知事が、県民の民意に反して、女川原発2号機再稼働に「合意」したことに対し、目に見える形で県民の意思を示そうと準備してきた私たちにとっても苦渋の決断でした。
東海第二原発再稼働の差し止め判決や、柏崎刈羽原発における東電の不祥事など、東日本の原発をめぐっては、この3月だけでも大きな動きがありました。また、2月13日、3月20日と続けざま大きな地震が宮城県を襲い、県民の不安はさらに増しています。このような中で、3月27日の集会・デモは女川原発再稼働反対の意思を示す絶好の機会だったのですが、本当に残念です。
しかし、女川原発の再稼働までにはまだ時間があります。私たちは、「ちょっとまって!女川原発再稼働」と題した、村井知事の同意プロセスの問題点などを訴えるチラシを全県に配布する計画を立てています。
また、4月18日(日)には「構造的欠陥を抱えた女川原発を再稼働させて良いのか」と題して、原子炉設計者を招いてのシンポジウムも企画しております(13時~ 仙台市シルバーセンター)。
今後とも、女川原発再稼働を止める為に、様々な活動を行なって行きます。
2021年3月22日
さようなら原発みやぎ実行委員会
会報「鳴り砂」2021年3月号が発行されたので、ご紹介いたします
https://miyagi-kazenokai.com/
3.11から10年ということで、福島はもとより、放射能の汚染に向き合い続けた宮城のこの10年と現状を伝える力作揃いです。
※なお、3月18日 宮城県・仙台市が独自に「緊急事態宣言」を発表したことを受け、3月27日の集会・デモの開催については現在主催者で検討中です
結論がでましたら、追ってご連絡差し上げます
【鳴り砂もくじ】
●福島第一原発事故から10年 原発のない社会へ (事務局 舘脇)………1
●小さな声にこそ耳を傾け・・・。 『子ども脱被ばく裁判』福島地裁判決(放射能問題支援対策室いずみ 服部賢治)……2
●私たちの手で、未来を選びとるために―『3.11 みんなのきろく みやぎのきろく』発行によせて―(鴫原敦子) …4
●「小さき花 市民の放射能測定室(仙台)」の思い (Facebook抜粋、一部編集)……5
●大崎住民訴訟の論点は次のステップへ! (船形山のブナを守る会 芳川良一)…8
●列島は汚染列島になる!(放射能から岩沼を守る会 代表 小川栄造) ………10
●仙台市は避難するほどの被害を想定出来ない? (脱原発仙台市民会議事務局 広幡 文) ………11
●非常時に、バックアップは大丈夫か? 女川原子力発電所環境保全監視協議会傍聴記(兵藤則雄) …12
●女川原発停止後10年、技術会・協議会の検討課題!(仙台原子力問題研究グループI) ………13
●山下司郎さんを偲んで (さようなら原発㏌いしのまき実行委員 日野正美) …15
●インフォメーション ………16
【別冊もくじ】
●事故から10年 気になる発言2つと新潟県の動き ……1
●最近の新潟県技術委員会の注目点 ………2
●『福島原発事故の検証報告』 ………7
●安全最優先でない東電の“変わらぬ”体質………11
●女川原発アラカルト ………13
●脱原発みやぎ金曜デモ ………16
●汚染廃棄物「焼却」をめぐる動き ………16
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
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