植松です。きょうは8/6なので、再度情報告知させてください。
なお、きょう8/ 6の東京新聞社説は在韓被爆者問題を中心に構成していますが(http://www.tokyo-np.co.jp/ article/column/editorial/ CK2018080602000160.html)10/21( 日)には「韓国のヒロシマ」著者の鈴木賢士さんをお招きして、 在韓被爆者問題についてお話を伺う集まりを予定しています( 会場;武蔵野公会堂会議室を予定)
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公開学習会◉ヒロシマ・ナガサキとアジア
講演;田中利幸さん(歴史家、「8・6ヒロシマ平和への集い」代 表)
演題;国家主義を突き破る人道主義〜被爆者・栗原貞子の思想と沼 田鈴子の実践から学ぶべきもの
8月10日(金)18時30分〜20時30分
@武蔵野公会堂・第1会議室 ※先着50名
資料代700円 問合せ;090-2647-3722植松 uematsuseiji@gmail.com
◎趣旨
ヒロシマの被爆者でありながら、日本国家が犯した侵略戦争の加害 と向きあった、詩人・栗原貞子さん。同じく被爆者でありながら( 広島の陸軍第5師団が虐殺を行った)マレーを訪れ、被害者に謝罪 した沼田鈴子さん。2人の思想と実践から、私たちは学ぶべきこと が多くあると考え、オーストラリア在住の歴史家・田中利幸さんに お話を伺います。
◎講演者・田中利幸さんからのメッセージ
残念ながら日本の被爆者による市民運動は、一般的には、もっぱら 自己の被害に焦点を当てる「反核・平和」運動に片寄っており、日 本国家が犯した侵略戦争の膨大な数にのぼるアジア・太平洋地域の 被害者の「痛み」を自分たちの「痛み」と共に内面化するような運 動ではありませんでした。そうした被爆者の中にあって、詩人・ 栗原貞子と証言活動家・沼田鈴子は異色の存在でした。栗原の作品 と沼田の実践活動には狭隘な国家主義を突き破る力強い平和構築の メッセージ、戦争の被害と加害の両方に鋭く目を注ぐ深い人道主義 が横たわっていました。
極右国家主義を推し進める安倍政権という政府を持つ日本の現状に 直面する私たちは、今もう一度、栗原と沼田という二人の女性が残 した思想と実践から、強靭な、真に普遍的な人道主義をいかにすれ ば自分たちのものとできるかについて学ぶべきときではないでしょ うか。
◎主催;「ヒロシマ・ナガサキとアジア」研究グループ(仮称)
2018年1月より沼田鈴子さんの人生と行動を学ぶ、という趣旨 で学習会開始。5月、田中利幸さんと意見交換会を行い、 再度お話を伺いたいと考え、今回の学習会を企画しました。20〜 30代が中心のグループです。