原発メーカー訴訟 控訴審 第1回期日@東京高裁

原発メーカーの製造物責任を問う原発メーカー訴訟の控訴審の第一回裁判が、9月19日(火)、東京高裁で行われます。

メーカーに製造物責任があるのは当然ですが、原発メーカーのみ、原子力損害賠償法(原賠法)により免責されています。このような不条理に対して、事故を起こした福島第一原発の原発メーカーである、日立、東芝、GEに対して、その責任を問い、損害賠償を求める、また原発メーカーを免責する原賠法の違憲を問う裁判が国内、海外合わせて4000名を超える人々が原告(私もその一人)になって、2014年に東京地裁に提訴しました。

しかし東京地裁は真摯な審理を行わず、不当にも被告企業の責任を認めませんでした。

そのため、多くの原告と弁護団は控訴し、その第1回控訴審が9月19日(火)の午前10時30分から、東京高裁で行われます。原発メーカーの責任を追及し、原子力損害賠償法を改めさせるため、9月19日(火)のこの控訴審に結集しましょう!

(転送・転載・拡散歓迎)

下記の通り、「原発メーカー訴訟」控訴審の第1回期日があります。

1.原発メーカー訴訟 控訴審 第1回期日

・9月19日(火) 10時30分

・東京高裁101号法廷(地裁と同じ)

東京高裁アクセス・地図

http://www.courts.go.jp/tokyo-h/about/syozai/tokyomain/index.html

2.傍聴をお願いします。

・原告で傍聴登録されている方

・10時前に地裁前に来てください。傍聴券をお渡ししますので、10時~10時10分の間に入廷して、ご自分の番号の位置に座ってください。

・一般傍聴の方

・9時半過ぎに地裁前にお集まりください。高裁の方の指示に従って、抽選に並んでください。

3.報告会等

・衆議院第二議員会館1Fの多目的会議室

・10時より「ブッダの嘆き」上映 (抽選に外れた方はぜひこれをご覧ください)

(「ブッダ生誕の地」と言われるインド、ジャドゥゴダにウラン鉱山があるが、ウランの採掘・精錬の廃棄物が投棄されており、近隣でガン、白血病、流産等が多発している。そのドキュメンタリー映画)

2000年3月に「地球環境映画祭」で大賞を受賞しました。

・13時より法廷報告会

・14時30分より「“世界最大の原発”建設へ インドのジレンマ」を上映

インドのジャイタプール原発建設地、政府の考え方と現地の漁民、農民の反応、闘いの映画。

インドの原賠法の特徴(事故が起きた場合、一義的に電力会社が賠償に応じるが、電力会社は原発メーカーに求償できる規定がある)の紹介と原発メーカーの反応が後半に記録されている。

どうぞ、みなさま、福島事故で何ら賠償責任なしで、焼け太りする原発メーカーへの怒りと海外輸出(特にインド)への反対を訴えましょう。

傍聴をお願いします。