脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の柳原敏夫です。
日本人の特徴は熱しやすく、冷めやすい「難治性悪性反復性健忘症」だと喝破したのは、チェルノブイリで5年半ボランティアの医療活動をしてきた外科医の菅谷昭(現松本市長)さんです(※)。
しかし、それが日本人の宿命ではないことを示す人たちが、3月5日、新宿でデモを行いました。
それが「原発事故から5年 福島も関東も危ない! 放射能から 子どもを守ろう!」デモです。
つらい、過酷な放射能災害を一刻も早く忘れたいと思うのは人情です。しかし、私たちは忘れたいと願っても、放射能は忘れさせてくれません。
放射能物質との闘いは終わらないのが現実です。
この現実と向き合うところからしか、子どもたちの未来はありません。
そう決意したデモ参加者のスピーチ、行進の様子に耳を傾けていただけたら幸いです。
3・5新宿デモの動画
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2016/03/35_6.html
速報!3・5新宿デモ
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2016/03/35.html
そして、二本足で歩いてサルからヒトに進化したように、私たちと一緒に歩きませんか。
自分のことしか考えない限り、「難治性悪性反復性健忘症」を治すのは難しい。けれど、自分の子ども、周りの子ども、日本と世界の子どもたちのことを考えれば、別です。、
私たちと一緒に「難治性悪性反復性健忘症」からオサラバする一歩を踏み出しませんか。
これに共感された人は、3月27日の世界社会フォーラム2016「福島での犯罪と命の救済」でお会いしましょう。
詳細は→http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2016/03/blog-post_7.html
(※)福島、水俣病化の恐れ(菅谷昭さんインタビュー)
http://www.fng-net.co.jp/top_itv/elem/20130311
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion5948:160309〕