第4回口頭弁論の日時:2012年12月26日(水)
場所:福岡地方裁判所(301号法廷)(福岡市中央区城内
1-1 地下鉄「赤坂駅」から徒歩5分)
門前集会: 14:00
入廷行動: 14:15
裁判開始: 14:30 準備書面提出 意見陳述
報告集会: 15:00 (裁判所 福岡県弁護士会館)
【原発労働裁判・梅田さんを支える会】会員・募集中です。
この裁判を通して、原発労働者の実態が明らかにされ、原発労働者の憲法
上の諸権利、すなわち、「個人の尊厳(第13条)、「健康で文化的な生存権」
(第25条)、「勤労の権利」(第27条)、そして 「平和のうちに生きる権利」
(前文)が侵害されていること が明確になることを期待しています。
この裁判を通して原告梅田さんの権利の回復、原発労働の実態の公開、
国や原発企業の加害責任の明確化という成果を勝ち取りたいと願って
います。原発と原発労働者の実態に関心を持たれることを、心から
お願い申し上げます。
梅田さんは、敦賀原発と島根原発の定期点検の時に、炉心で放射性物質
を遮断する鉛板の溶接作業に従事していました。
その結果、被曝し、「全身がだるくなったり、突然鼻血が出たり、原因不明の
症状が出るなど健康障害を受け、その後、心筋梗塞と診断され、苦しんで
こられました。これまで、労災認定を申請しましたが、申請は却下されました。
2度にわたり不服を申し立てましたが、いずれも棄却。そのため去る2月に、
国を相手取り、「却下の取り消し」を求めて福岡地裁に提訴 しました。
3.11事件後、破壊された福島原発で放射能を浴びながら後始末をして
いる原発労働者が数多くいることが報道されていますが、13か月に1度の
定期点検のように、事故がなくても、原発は日常的に原発労働者の被爆
を前提にし、予定しているので、梅田裁判は、いま、全国的に注目されて
いるのです。ぜひ、傍聴してください。また、支援のカンパをお願いします。
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