報告: 【4月24日】街頭シール投票「熊本地震、原発だいじょうぶ?――日本にとって最大の危機は?」

有権者がどのような政策を一番問題だと考えているのかを探る街頭シール投票シリーズ6回目の報告です。
4月31日もシリーズ7回目を行います。後で案内を送りますのでご参加ください。闇雲に訴え続けることは避けなければなりません。
2016年4月24日
松戸駅西口・東口
熊本地震、原発だいじょうぶ?――日本にとって最大の危機は?
目次:
1 まとめ
2 選択項目別集計
3 投票先別集計

1 まとめ
今回も、各項目の説明を省いた選択項目だけを投票ボード表面に載せ、説明を別紙として渡せる場合は投票者に渡し、ボード裏面には投票先を聞く第2問を載せました。今回はマイクを使って一方的にしゃべったこともあり、第2問に対する回答者は約3時間でわずか3人でした。
中国・北朝鮮の話しをしていたころだったと思いますが、団塊の世代の男性と対話。日本も核兵器を持たなければ攻められるとお考えで、台湾の人と話をしたが、国を失うことの惨めさを痛感していると。今の政治家には期待しないが投票先は自民だそう。経済を安定させるべきで、今はエネルギー安だが代替電源を示さない反原発の主張は無責任だと言います。日本にとって最大の危機は領土問題だと指摘されました。国籍に関係なく日本を大事にする人は好きだと言います。野党のように何でも反対はあり得ないと主張。
もう一人の特徴的な回答者は(2)「千葉県などでの放射性指定廃棄物の処分場の建設――憲法95条は地方自治体の意向無視を禁止」を選択した30代風の男性で、投票先は無回答です。「憲法95条は地方自治体の意向無視を禁止」の説明は投票ボードに示していません。まさに指定廃棄物が一時保管されている我孫子の下水道終末処理場で派遣として働いた経験があるそうです。どの項目も大したことがなく、(2)は逆にさわぐべきでないという意味で選択。100ミリシーベルトの横で一生寝ていても問題ないとのお考え。中東のテロも日本赤軍がお手本を示したからと指摘。
2 選択項目別集計
第1問:熊本地震、原発だいじょうぶ?――日本にとって最大の危機は?
(番号)選択項目
総回答数 当該項目を選択した方の投票先の構成
(1)北朝鮮――米国の先制核攻撃戦略に続き、北朝鮮も先制核攻撃を表明。
(2)千葉県などでの放射性指定廃棄物の処分場の建設――憲法95条は地方自治体の意向無視を禁止。
1    無回答1
(3)国防そのもの――「青年たちに生命の犠牲を求めるペテン行為」(池田大作創価学会名誉会長)。
(4)海外邦人の救出――テロリスト集団ISによる人質事件で何人もからの救出申し出を蹴った日本政府
(5)米国による戦争――IS兵士はイラク戦争なくしてISの誕生はあり得なかったと英紙に証言。
(6)武器輸出――戦闘機が中東パレスチナの攻撃に使われ、日本に対する信頼と安全を脅かすことに。
(7)自然災害対策――自衛隊全予算に占める自然災害対策予算は1%。
1    無回答1
(8)原発安全対策――第1次安倍政権は野党からの電源対策の不備を指摘されながら放置。
2    共産を含む野党統一候補1、無回答1
(9)在日米軍(日米安保条約)――米国が日本を守る義務はなし。
(10)地震と原発――阿蘇地震の震源は中央構造線上。過去、原発のある川内の沖合で震度7の地震。
1    民進1
(11)火山と原発――阿蘇山の破局噴火、過去には火砕流が北九州全域をのみ込む。
(12)原発輸出――三菱重工の蒸気発生器で放射能漏れ事故を起こした米国の原発は廃炉へ。
(13)低い被ばく防護基準――ウクライナは年1ミリシーベルト、日本は子供でも年20ミリシーベルト。
(14)テロ――ISは、安倍首相の無思慮の発言で日本人すべてを標的にすると明言。
(15)首相のリーダーシップ――安倍首相、広島土砂災害時にゴルフ、関東大雪時に天ぷら。
(16)戦争支援――イラク戦争支援から帰還した陸上自衛隊員の自殺率は一般国民平均の18倍。
3 投票先別集計
第2問:次の国政選挙、どこに投票する?
自民            1
民進            1
大阪維新
公明
共産
共産を含む野党統一候補            1
社民
生活
元気
改革
次世代(日本のこころ)
その他
分からない
投票に行かない
白票
計            3