北朝鮮砲撃
北朝鮮は体制継続に危機感。金正恩後継の方向なるも、長子相続の伝統の社会で後継固めきれず。北朝鮮は国内不安を利用し、西側・韓国は軍事的に体制変革に乗り出すのでないかとの危機感。金正恩周辺の軍人は国際感覚全くなく、ソ連・東欧圏との交流のあった時代より自己中心的考え。砲撃前の韓国演習(演習時、この島よりの砲撃訓練有り)は韓国側通常としているが、北朝鮮側は警戒心を従来以上に高めたと推測。この時期北朝鮮の核開発が予想以上に進展していることに米側衝撃。米参謀総長を含め、北朝鮮に厳しい評価。北朝鮮側が明確に核開発断念に向かわない限り六ヶ国協議に応ずべきでないとの声増強。中国も名指しすることなく朝鮮半島での緊張緩和を呼びかけ、北側対応を間接的に批判。北朝鮮ますます孤立感を高めよう。西側は北朝鮮の軍事的行動を容認しない姿勢を貫く必要有り。日本の同調に賛成。同時に軍事的手段で北の体制崩壊を狙わないを伝達論評「North Korean Artillery Attack on a Southern Island」より。韓国演習は全軍より七万名参加。各分野間協力に主眼。北方限界線(休戦条約発効後1953年国連軍側) と海上軍事境界線(99年北宣言)内に島、韓国演習。
(23日 北朝鮮砲撃1~4)
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朝鮮
twitterで「BRODER経済のため戦争したら」ととれる論評war recovery?をwp紙に掲載を紹介。この時対象は対イラン。1993年以降米国対象はイラン・イラク・北朝鮮。仮にBRODER的陰謀家が考えるとどうなるか。(1)朝鮮半島での紛争は米国軍需のみならず日本、韓国の軍備増強、米国売却。この点、対イランより経済効果大(2)戦争へは北朝鮮を誘導(3)北朝鮮、西側が軍事的手段で体制崩壊狙うことに大きい懸念。これ利用(4)一番好ましいのは洋上。国境線で対立。北朝鮮、国連軍の境界線の重なる地域で、韓国単独、米韓合同大演習をすれば北朝鮮、主権犯されたと怒り、軍事行動に恐怖感。自ら行動するしかないとの思考に追い込み。問題は米国軍部にbroder的発想ありや否や。。意外に多く存在?これができれば、端緒は全て北朝鮮がとる。オバマ大統領の決裁えることなく、戦争への道に突入可能。米経済回復Bに進言してみよう ボルトンはブッシュ時国連大使等要職歴任したネオコンの論客。23日latimesで「北朝鮮核開発進展。もう馬鹿にされ続けるべきでない。北朝鮮の統一にむけ米国は中国と行動とるべし」との論評発表。ネオコン的グループが北朝鮮で激しい政策を模索していることは事実。
(参考);韓国にいる米国人数。軍人約2万5千名。民間人5万人、大部分がソウルに。また韓国人は北朝鮮Kaesong industrial enclave に約1000名。
(24日 朝鮮1~4)
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普天間基地
基地移転問題で海兵隊の意義を論ずる時、しばしば「朝鮮有事の時邦人を誰が救助する?」の論。もし在留者救助で米国海兵隊の任務は米国人が優先。5万もいる。真に心配するなら日韓で協議し邦人支援に海上自衛隊出動を考えればいい。何でも米国は実効的でない。国民もこれは当然許容。
(24日、普天間基地)
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北・米対応
ホワイトハウスでオバマ大統領出席の下対応策協議。米韓合同演習実施を決議するも、その先「選択難しい」との雰囲気。24日付wp/pomfret論評「米は韓国と合同演習。しかし良き選択ほとんどなし」の標題下「合同演習、国際非難実施。米政府幹部は”北朝鮮の悪行に報酬を与えないが基本的哲学でこの哲学が米国の次の行動の基本哲学”と述べた。ホワイトハウスで協議。対応策今後は困難予測される。米、韓国に自制要請」、23日NYT/sanger「米国最初の反応は近く合同演習の実施。ジョージワシントンの派遣。その他幾つかの選択(孫崎注+-検討された模様)は幾つか存在。非難ー言葉上に終わる危険-、制裁強化ー北朝鮮の新たな軍事行動への抑止力にならないー、軍事演習ー象徴的-、より強い(軍事)反応ー戦争を覚悟できるか、なお現在北には大規模な軍事衝突の用意はないー。米高官は北朝鮮の悪行に対話、報酬というサイクルを絶つべしと発言。オバマ政権の過去2年は戦略的我慢。これから離脱。オバマ側近は交渉に戻ることなしと発言。しかしその先の策は限界」、マイケル・グリーンは24日WSTで「交渉に戻るは大失敗。なすべきは封じ込め。交流禁止、圧力」。彼の見解は政策担当者でなく観察者で発言
(25日 北・米対応1~4)
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孫崎享氏のツイートhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・防衛大学校教授。
なお、引用されている記事のURLは以下の通り。
David S. Broder The war recovery?
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/10/29/AR2010102907404.html
23日latimes ボルトンの記事
http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-oe-bolton-northkorea-20101123,0,3330920.story
24日付wp pomfretの論評
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/11/23/AR2010112307548.html
23日NYT/sangerの記事
http://www.nytimes.com/2010/11/24/world/asia/24nkorea.html?_r=1&scp=3&sq=sanger&st=cse
24日WST、マイケル・グリーンの記事
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704369304575632470933720174.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1100:101125〕