孫崎享氏のTwitterより“米・北朝鮮関係、官僚・マスコミ、努力・反応、属米連合、米国衰退、イラク、米国農業補助金、国民は協力、すりより”など

  

■2011年10月19日(水)

若干改善の兆し
・米・北朝鮮関係:若干改善の兆し。注視必要。17日AP:「米国、朝鮮戦争時の遺体接収交渉を北朝鮮と再開。この交渉は2005年5月に一時中断、それ以来の再開。遺体数は約5500と推定」
(10月19日 posted at 00:11:08)

風評一掃キャンペーン
・放射線:又開始された”風評”一掃キャンペーン。18日朝日:野田首相は福島県内を訪ね、地元産の新米で握ったおにぎり2個をほおばり、”風評被害をなくす第一歩として、官邸で私が食べるお米は福島産を使うよう指示したい”と語った
(10月19日 posted at 00:24:29)

処世術が招く知的劣化
・基地問題・原発・TPP等:官僚やマスコミ、「その問題は我々は考えないようにしています」。考えれば良心が痛む。考えないことで悩みを持つことを回避する処世術。だから驚く程、マスコミや官僚は事態を掘り下げない。本来考えるのが仕事の官僚、マスコミ驚く知的劣化を招てる。組織も知的怠慢不問に
(10月19日 posted at 00:36:29)

花を咲かせる努力
・上智講義(戦略):授業の合間にヒラリー・クリントンの言葉紹介。「Bloom where you’re planted(植えられた所で花を咲かせなさい.”)人生 、何処に植えられるかは自分で管理出来ない。しかし植えられた場所がどこであれ、花を咲かせる努力は出来る。
(10月19日 posted at 09:14:04)

理不尽への反応
・上智講義(女性の学生):(先生、授業では穏やかに話すのにどうしてツイッターでは、あんなに激しいのですか)TPP、原発、普天間等自分達だけでなく、次世代に影響でる問題に、考えれば取らない選択を、単に米国に従えば得する(国民全体は絶対得しない)という発想だけで動く理不尽への反応だから
(10月19日 posted at 09:20:56)

属米連合
・19日読売社説批判;「TPP”開国”へ早期参加を表明せよ」まさに”開国”とは何か.第一の開国→不平等条約、第2の開国→占領体制、今第3の開国→米国制度を精査することなく全面的導入。「アジアなど海外の活力を取り込んで経済成長を実現する必要がある」は全くの詭弁。活力のある中国、韓国、ブラジル、中国、印度、南ア、インドネシア、比、タイは全て対象外。チリ、ペルー等で何の活力。属米連合に過ぎぬ。何故属米。怖いから。首相の座にいれない。外相の座にいれない.経団連会長の座にいれない。省庁次官・局長でいれない恐れ。個人の利害だけが行動基準になった国日本
(10月19日 posted at 09:43:45)

講演ビデオ
・紹介・講演ビデオ:panbutu パン 孫崎享さん講演会2011.10.15 – yokohama-tv http://t.co/s2oWWIJq
(10月19日 posted at 11:13:22)

大手報道担当部局も
・フォロアー:大手新聞社の報道担当部局がフォロアーになっていました。少しでも紙面に影響与えられれば幸いです
(10月19日 posted at 12:03:53)

フランス抜く
・ミシュランガイド2012年版(金曜発売):残念ながら縁ない話。19日WSJ「日本ミシュラン・レストランの3つ星数でフランス抜く」「日本3つ星29店。仏より4つ多い」
(10月19日 posted at 19:33:31)

不安な予言
・米国:英FT紙米国に、衰退という不可避な状況を直視し対策を考えるべしと忠告。17日Rachman論評「ナイ、フリードマン等米国の代表的論客は米国の衰退は必然ではないとの立場。米国の衰退は英国の様に急激ではない。しかし起こる。経済では中国の米国追い抜きは多分2020年が境目。その後しばらく軍事、政治で米国の優位はあろうが、経済力の後退は米国に制約を課す。今こそ米国は衰退とどう立ち向かうか議論すべき時。衰退の議論をしないことは逆に衰退を加速させる。十分な議論がない場合、米国国民が冷静に対処すると言うより、怒り、非合理的になる可能性がある。英国の衰退は米国にとって代わられたが、共通性により易しかったが、米国が中国に力を譲るのはより難しいだろう。」Rachmanは不安な予言。日本はその中、米国の怒りを中国に向ける先兵の道を歩む準備中。
(10月19日 posted at 22:01:23)

米国モデルの一つ
・米国学生債務:USA today「昨年の学生債務は千億ドル。学生債務累積は1兆ドル。クレジットカード債務より大。若い世代に重い負担。九ヶ月以上の支払い遅延者は09年に8.8%。」これが米国モデルの一つです。住宅ローンより回収が確実(借りてには条件厳しい)
(10月19日 posted at 22:52:23)
   

■2011年10月18日(火)

書評あり
・訂正・本・書評:『日本の国境問題』について「書評もないし」と書きましたがamazonのこの本の紹介に13の書評が書いてあります。「大手メディア」の書評に捕らわれていました。酷い書評もありますが、好意的書評が多く、有り難うございました。
(10月18日 posted at 09:08:02)

自ら進んで
・なぞなぞ(TPPと普天間):「TPPと普天間の共通点なーに」「首相が住民や国民への影響を考えずに、米国の圧力に耐えられず、自ら進んで隷属していることことでーす」18日読売「TPP・普天間、早期に結論…首相インタビュー」
(10月18日 posted at 09:19:46)

米軍駐留構想放棄
・イラク:17日AP:「12月31日を超えて相当数の米軍がイラクに滞在することについてホワイトハウス、米軍関係者は構想を放棄するであろうと述べているが、ペネッタ国防長官は合意に達することを希望すると表明。ペネッタは交渉継続中と述べたが何を交渉しているかについては言及無し。」
(10月18日 posted at 10:00:24)

表面価格
・TPP:農業の自由貿易、しかし米国には巨額の資金が米国農業を助成17日NYT・neuman「補助金は年間50億ドル。財政カットで削減論議。しかし別名でより多く流す工作進展」。補助金隠して表面価格での自由貿易合意されたらたまったものでない。TPPでそんな議論してる。雑な賛成論だけ
(10月18日 posted at 12:25:12)
   

■2011年10月17日(月)

多分不況に
・世界経済:16日FT「米欧、多分不況に」「Linebarger(Cummins次期CE)警告。欧州の国、すでに不況入りか今後入る可能性。その際、世界全体を不況に。全指標調整されると米国自体、米不況入りの可能性を心配。中印、インフレ。需要抑制の動き。しかし4-5年内には回復期待
(10月17日 posted at 00:02:03)

猫も杓子も
・TPP:民主党内、猫も杓子もTPP参加。論拠は米国追随位。16日読売「APECまでに必ず党内合意、輿石氏」「APECへ行くのに、一国の首相が『まだ検討中だ』という話はできない」。何という論理。APEC参加国でTPP参加は極一部。それなのに何故APEC時に参加表明必要か。不思議な論
(10月17日 posted at 00:15:29)

国民は脱原発協力意志
・原発:国民は脱原発に協力の意志。頭の切り替え出来ないのが電力会社、財界首脳と政治家、政府。16日朝日「”今夏程度の節電続ける”86% 朝日新聞世論調査」
(10月17日 posted at 00:23:39)

インターネットの力
・参考{講演会);アンケート;「時を見つめる会、横浜」の参加者は何で知ったか」でインターネットの力示す。チラシ;25名、知人の知らせ:24名、インターネット・ML;28名、東京新聞宣伝記事;6名、週刊金曜日宣伝記事:5名。本twitterで来てくださった方、有り難うございます
(10月17日 posted at 08:15:08)

講演会の感想
・参考(講演会の感想、時をみつめる会);「来てよかった!」「目からウロコ出る暇もない。知らないことばかり。今後学ぶ。」「領土問題、知らないこと多かった。マスコミに左右されている自分を思った。」「毎日ツイッターみています。日本の政治が変る可能性を感じ始めました。」「これまでの延長で生きていくことはできないという氏の意見に共感。自分は教育者なので子どもたちに自分の頭で考えることの大切さを教えていく」「学習の必要を痛感」「サラリーマンとして生きる無発言者が発信したいと思うようになり、身処窮す覚悟で臨みたい。」「問題はなぜ政・官・財・マスコミが米国に追従するか、だ。戦前と同じ滅びの道まっしぐら」「日本が米国の属国にならずに生きていける道探りたい」「これから勉強しようと思った」「本は全部読んでいるが、生の話はいい」
(10月17日 posted at 08:24:16)

「第三の開国」なぜ?
・TPP:次必見。米国意図鮮明。交渉で日本の主張通すなんて甘っちょろい発言、出来ないこと 明白。それにしても無責任な政治家、官僚に腹が立つnamuami18:「TPPで何がしたいが明白。TPPが通れば、大変です。」http://t.co/xaHJrjOX 、
[第三の開国」逆説的に真実ついている.。第一、黒船で不平等条約。この排除にどれ位苦労したか。第二:敗戦、占領体制。「日本を日本が侵略した国より経済下にしようとした。冷戦で日本を防波堤にするため政策変更」いずれも隷属体制確立。米国が「第三の開国」いうの解る。日本人が何故?
(10月17日 posted at 09:02:25)

フォロー開始
・TPP:twitterで公明党のTPP姿勢の批判を呟いたら、複数の公明党地方議員がフォロー開始。公明党にも考えたい議員がいるのだ。前のtwittter:斉藤公明党幹事長代行の「日本がが生き残っていく上で、そういう方向性という認識はある」を「日本が隷属するという方向性ですか」と批判
(10月17日 posted at 09:14:08)

早く行きたいよ
・野田首相:はい、又一つ、米国の要求聞きました。もうそろそろ訪米許可してくれないかな.僕、早く行きたいよ。16日読売「首相、南スーダンPKO派遣の意義強調」「国際社会から信頼、尊敬される国になるためにも、そうした活動に一層取り組んでいく」”国際社会”って「米国」ということ、
(10月17日 posted at 09:30:14)

マラソンの目標
・ジョギング:マラソンの目標出来た。しかしそこまで生きるのは無理か。カナダ・トロントマラソン、百才のシン、8時間11分5秒9.
(10月17日 posted at 11:42:18)

『日本の国境問題』増刷
・本・感謝:『日本の国境問題』増刷決定しました。3刷2000部で、累計1万4500部。編集者自体「大手のメディアで取り上げられる機会がないのに」と感想述べられるように、書評もないし(あるべし)、本屋に上積みになってる訳でなし、twitterの皆さんのお蔭です.有り難うございました
(10月17日 posted at 17:42:58)

この期に及んで
・原発;この期に及んで何ですか.東電の発言は。貴方達には電力業務を扱う資格はないと思う。17日読売「東京電力は福島1~3号機で再び炉心が損傷する確率は、約5000年に1回とする試算結果をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。」
(10月17日 posted at 22:22:02)

5000年に1回
・東電「再び炉心損傷の可能性5000年に1回」の反響:「なんじゃそりゃ?なめとんのか。」「救いようがない」「狂っているか馬鹿か」「よくもまあ」「気が狂ってるとしか言い様が無い。日本の電力会社はどういう人間の集まりなのだろうか?」「呆れ」「発送電の分離は、どうしたら実現できますか?」「東電はまだ安全神話の真っただ中に。原発止めないとまた“想定外”の事故」「東電や政府が言うことはもう一つも信用出来ません。厚顔無恥も甚だしい」「あまりにも酷い」「人類が絶滅しても言い続けるのかな」「RT」「人として存在価値も無いかも知れませんね」
(10月17日 posted at 22:59:48)

何よりお仕えすることが・・・・
・普天間:政府は沖縄県民と対決するつもりか。隷属常軌を逸し始めた。ペネッタ国防長官訪日前に極度の狼狽。宗主国お迎えの準備。FNN「官房長官は、環境影響評価書を年内に沖縄県に提出と明言」17日星条旗新聞「東京は海兵隊移転プランを動かす。防衛相沖縄に」「この動きペネッタ来日一週間前」。ペネッタ国防長官来る前に日本は官邸、防衛省、右往左往。振り返ればペネッタ就任後最初の脅しが米軍駐留認めろとイラクに。イラクは結局つっぱねた様。所変わって日本。「はい。実施します。私にとって沖縄県民の意志など大したことありません。何よりあなた様にお仕えすることが大事です」
(10月17日 posted at 23:16:39)

すりよれば・・・・
・日本人とイラク人:第2次大戦後、戦死者を思いその分頑張って日本を作ると頑張った世代がいた。イラクも同じ。イラク戦争の被害者を思い、命をかけて頑張る人々がいる。今の日本の政治家、「アメリカに脅されたら怖いよ。鳩山さんや小沢さんの二の舞になりたくないよ。すりよればご褒美もらえるよ」
(10月17日 posted at 23:44:22)
  

孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1670:111020〕