■2011年07月14日(木)
菅首相の脱原発発言、わずかに不支持増大
・脱原発;日経調査で菅首相の脱原発発言の支持調査では昨日夜は支持しない49.9%、支持する50.1%であったが、現在朝8時時点では支持しない51.9%、支持する48.1%と僅かながら逆転し、支持しないが優勢になった
(07月14日 posted at 08:06:55)
鈴木邦男氏の『新・言論の覚悟』
・愛国:鈴木邦男氏より『新・言論の覚悟』戴く。右翼一水会の代表的論客だ。二回ばかり一緒になった。「“愛”は大切だ。乾き切った世の中で最も貴重なものだ。愛だけが地球を救う。と同時に愛は怖い。きっと地球を滅ぼすのも“愛”だろう。だって愛は“命掛け”を要求する。国を愛し、守るためならば“命をすててくれとくれ”と要求する.愛国の極地は “戦争”だ。“国難”に際し、まず愛国者が立ち上がり、そしてメディアが煽りたて、戦争が始まる。それも誤った情報や、誤解、意図的な情報に基づいて、“愛国心”が煽り立てられることが多い。そして殺し合う。。。僕は思うがその事態(戦争)は極力避ける。しかし国民の全てが「他に道はなし」と思ったら、国の元首同士が「戦争」したらいい。一般国民を巻き込まないで、元首同士が殺しあいをするのだ。テレビでも中継する。あるいは“愛国者”の代表同士が戦ってもよい。残酷なものになる.国民は目を背けるだろう。
でも国民を巻き込んだ“戦争”はもっと残酷だ。それをあなた達はやろうとしたのだ、とつきつけたらいい。考えさせたらいい。」鈴木氏は右翼で生きてきている。右翼でしか吐けない台詞も言う。「“言論の場”で勝負すべきだ。こういってテロを否定するのにも命掛けの覚悟がいる。」
(07月14日 posted at 08:14:12)
『アデナウアー回顧録』
・愛国(参考):第2次大戦後のドイツ国家建設にあたって『アデナウアー回顧録』は次のように記載している。「欧州諸国民の協同体が再現され、各国民が欧州の経済、文化、思想、制度に対して各自の、余人をもっては代え難いような公権を果たす場合にのみ、統一欧州の誕生であることは私には明らか。」「シューマンの提案の核心は仏独両国の一切の石炭、粗鋼、鋼鉄生産を他のヨーロッパ諸国にも開放させる一つの機構の管理下におくもの」「シューマンは仏独間の古くからの対立を克服するため、連帯行動の前提として具体的事実の創設を呼びかけ。この方向の第一歩は石炭鉄鋼連合条約の調印で踏み出し。第一に不信、競争心、エゴイズムから両国民が武器を手にし争った過去に毅然と厳粛に終止符」「石炭鉄鋼連合が口火で他の分野でも類似の過程が進む。そうなれば欧州のガンともいうべきナショナリズムが壊滅的打撃をうける」(『日本の国境問題』)
(07月14日 posted at 08:42:07)
米軍の在イラク駐留恫喝成功の見通し
・イラク情勢:米国恫喝成功の見通し。当初米軍は本年完全撤退を表明。今一万人駐留希望。イラク政府逡巡。国防長官恫喝。14日NYT:マリキ首相の政府は来年も米軍駐留を希望する旨述べた模様。参考:国防長官の対イラク「畜生め(damn it)、米軍の駐留を望むのか、望まないのか。決定しろ」
(07月14日 posted at 20:51:11)
米国、アサド政権打倒に一歩コミット
・シリア情勢:米国戦線至る所で拡大。アサド政権打倒に一歩コミット。「オバマ米大統領は12日、アサド大統領につき”国民の目から見て正統性喪失明らかに”」この動きに対してアラビ・アラブ連盟事務局長は”シリア問題への外国の介入”を連盟として拒否すると発言(14日毎日)
(07月14日 posted at 21:11:32)
米、菅首相の脱原発発言を本音では歓迎せず
・脱原発:菅首相の脱原発発言に対する米国の反応は公式にはコメントなし(13日TONER国務省副報道官).他方米原子力規制委員会(NRC)は「米国内の原発継続に支障なし」との立場をとっている。菅首相の対応は米国世論に対する悪影響が出る可能性があり、本音ベースは歓迎しない動きとみられる
(07月14日 posted at 21:31:16)
IT上の原発情報常時モニタリング体制構築の動き開始
・原発監視態勢:ここまで来たか。一般競争入札。6月24日資源エネルギー庁総合政策課長:仕様書:1.件名:原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応))2.事業目的:ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関す不正確情報又は不適切情報を常時モニタリング等
(07月14日 posted at 22:30:46)
教えて! 原発情報モニタリングと憲法との関わりは?
・原発:原発監視態勢:弁護士の方等教えて。経産省のツイッター、ブログなどインターネット上掲載不正確情報又は不適切情報を常時モニタリング等開始は憲法の「言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障。検閲してはならない。通信の秘密は侵してならない。」に何ら問題ないのでしょうか
(07月14日 posted at 22:46:03)
誰が脱原発に反対なのか明示を
・読売・原発:14日読売:首相の脱原発”党の方針でない”…民主反発拡大 、反発拡大と書くのなら誰が民主党の中で脱原発に反対しているか明示して戴きたい。記事にある岡田氏が反対しているには昔から解っている。その他誰なのか。国民はそれを見る。名前を出せない「拡大」なのか
(07月14日 posted at 23:14:34)
■2011年07月13日(水)
独誌記事「独の成功の秘密」の趣旨は、日本にも該当
・独:フォーリン・アフェアズー誌最新7/8月号、「独の成功の秘密」趣旨は米国は独を学ぶべし。日本にも該当:米国失業率上がる中、07年8.5%から7.1%。輸出中国に次ぎ第2位。輸出は経済成長に三分の二。中心は製造業。短時間労働導入で職確保(五〇万人分)。中小企業育成。中小企業は新興市場向け高度の製造機器製作。自動車会社はGDPの20%で軸。中国市場はBMW利益の25%。2011年2月の輸出は前年比21%増。通貨ヨーロの弱体が独に+。独、代替エネルギー開発など新規分野に注力。グリーン・エネルギー分野の投資は410億ドル
(07月13日 posted at 07:50:17)
朝日の原発ゼロ社説は新聞社として賢明な選択
・原発:朝日が社説で原発ゼロを言うまでになった。現在の世論の動向を見れば、新聞社として賢明な選択であろう。原発推進の読売、脱原発の朝日の構図は原発論議がマスコミで深化させるだろう。13日朝日「提言 原発ゼロ社会―いまこそ 政策の大転換を」“原発ゼロ社会”を将来目標に定めるよう提言したい。脱原発を進めるポイントは、時間軸をもつことである。たとえば「20年後にゼロ」という目標を思い切って掲げ、全力で取り組んでいって、数年ごとに計画を見直すことにしたらどうだろうか。 代替電源の希望の星は、風力や太陽光を始めとする自然エネルギーだ
(07月13日 posted at 08:07:30)
経産省、原発猛省の要
・原発:菅首相、再稼働は経産省だけ委ねられない姿勢出す。経産省の事故対応、その後の原発絶対維持の姿勢を見れば正しい判断。経産省猛省の要。12日日経「原発再稼働は自身を含む4閣僚(首相、官房長官、経産省、原発事故担当相)で判断、首相が意向、保安院・経産省の判断では国民的理解得られず
(07月13日 posted at 08:24:37)
米、菅首相の動きに懸念か
・前原氏:前原氏の菅降ろしの動き異常。そのため鳩山氏に近づき小沢氏に近づく。米、菅首相の動きに懸念持ち始めたか。13日朝日「鳩山氏”菅降ろし”共闘(前原氏の党代表経験者への呼びかけ)拒否 前原氏は食い下がる」「前原氏は小沢氏に近い山岡さんが小沢さんを共闘するように調整と言及)
(07月13日 posted at 08:37:18)
「次の災害」への思考欠如
・米軍と災害:11日星条旗新聞「在日米軍は次の災害に準備出来ているか」。全く星条旗新聞の御指摘通り。日本は「次の災害に準備出来ているか」が普通考えなければならない発想。大企業、官僚等国家の中枢に行けばいくほど、「次の災害」への思考欠如し、現状貪る発想だけ。読売さんも中枢に入れました
(07月13日 posted at 09:04:41)
アフガン:大統領の弟殺害の影響
・アフガン:大統領の弟殺害の影響(1)戦略的最重要カンダハール州の最大実力者。ここに巨大利権。これを巡り闘争勃発する(2)米国の協力者。CIA資金提供。米軍と緊密に協力(3)カンダハール州越え影響力。各州実力者に影響(4)カルザイ大統領が最も信頼。意をうけ行動。 米内に腐敗批判存在
(07月13日 posted at 14:25:16)
九電やらせメールで説明会での賛否逆転
・玄海原発:九電の介入で賛否逆転なら事態深刻:13日読売「九州電力のやらせメール問題で、九電指示で国主催の佐賀県民向け説明会に賛成意見を投稿した人数が約130人。賛成意見(286件)の約半数、これらがなければ反対(163件)が賛成を上回っていたことになる
(07月13日 posted at 16:01:33)
菅首相の脱原発表明に賛否同率。日経緊急調査
・原発:日経13日(クイック緊急調査)「菅首相が脱原発依存(原発を段階的に引き下げ将来は原発無しの社会を実現)を表明 あなたの見方は」支持しない、現時点49.9%、支持する50.1%
(07月13日 posted at 23:06:17)
■2011年07月12日(火)
玄海町長と九電の結びつき
・玄海町長と九電の結びつき:11日西日本新聞「玄海町長の実弟岸本組が町長就任後の約5年間で総額約17億円の“原発マネー”を財源にする工事を受注し、町長も約1千万円の株の配当などを得ていた」
(07月12日 posted at 07:51:43)
余裕があった東電の電力供給
・東電:へー、東電余裕があったんだ。メディア大騒ぎしていたから東京には大幅節電計画を出すと思っていたが。12日日経「東電副社長”他者に電力融通検討”夏場乗り切りに目途」
(07月12日 posted at 08:03:18)
米国、大統領と共和党の綱引き
・米国:債務上限(14兆3000億ドル、8月2日)めぐりオバマ大統領と共和党の間でポーカーゲーム進行中。一方で税金アップの問題(41名の上院、236名の下院議員グループが増税反対)、一方で支出削減問題(主として福祉)をめぐり対立。現時点両者譲らずの姿勢。
(07月12日 posted at 08:25:16)
海江田氏の寝ぼけた台詞
・原発:海江田氏寝ぼけた台詞、まあこの台詞に感動する東京一区選挙民はほとんどいないでしょう:12日読売「町長に与えた恥に責任を取る」と海江田氏
(07月12日 posted at 08:36:39)
中国、とくに軍事部門で米国並み技術保有
・中国経済:最先端分野でどんどん最高水準に。特に軍事分野ではどんどん米国並みが出現。日本、中国の技術は日本の下のイメージ捨てる時期。FT:「中国の空からの目(eye in the sky)は米国と同等、中国の宇宙からの監視技術で大幅の前進を示す。
(07月12日 posted at 09:01:01)
前原氏の言動は恥ずかしい。名護市長の筋論
・前原氏:辺野古移転支持派と会う。前原氏と名護市長とどちら筋論?稲嶺市長は「昨年の名護市長選に始まり、市議選、知事選と、『県外移設』を求める民意は示されており、県内移設ができる状況にはない。地域主権の時代と言いながら、それに逆行するような言動は恥ずかしい」と批判(10日沖縄タイムズ)
(07月12日 posted at 09:24:37)
在イラク米軍と在日米軍は同じ図式
・在イラク米軍:「畜生め(damn it)、米軍の駐留を望むのか、望まないのか。決定しろ」(11日星条旗新聞)これが国防長官がイラク首脳へのメッセージ。米兵一万をイラクに残したいのは米国。本当は懇願する立場は米国。しかし受け入れ国に要請を懇願しろと迫る。この図式は在日米軍と同じ。
(07月12日 posted at 12:53:24)
アフガン大統領の弟、殺害
・アフガン情勢:カルザイ大統領の弟、南部カンダハル州議会議長が12日自宅で殺害。カンダハルはアフガン第2の都市、戦略上の拠点。タリバンの本拠地であった地域。弟はこの地域の最有力実力者。この暗殺は米国にとり打撃。米ーパキスタン関係の悪化とともに米国アフガン戦争の環境は-方向に動く
(07月12日 posted at 18:43:40)
閣内政治家の言説について
・国内政治:私は北沢大臣の隷属的対米姿勢に批判的。しかし次の発言は正論12日読売「意見があるなら閣僚が自ら首相と直接会い、意見を申し述べ、それで自らの政治信条に沿わないとなれば、退任する決意を示せばいい。首相と意思疎通せず、外に退陣時期をとやかく言うのは極めて不見識」
(07月12日 posted at 18:53:27)
関電も電力供給可能見通し。脅しは何だった?
・電力:何だこれは。脅すだけ脅して、関西電力、東電に引き続き電力供給出来る見通し発表。森関西電力会長は11日、夏場の電力不足による大規模停電について、「何とか乗り切れるのではないか」という見解示す。
(07月12日 posted at 19:04:30)
九電の一般市民なりすまし
・九電:Japantimesが解りやすい:九電原発再開に向け(偽装)”市民”植え付け。約50名の九電関係者が一般市民になりすまし、政府支援TV番組eメール事件に関与。支持メールの20%。」九電職員が関与したことより、一般市民になりすまし、あたかも市民の意見とし影響与えた点一番問題
(07月12日 posted at 19:17:09)
経団連の硬直発想は新しい経済状況を切り開かない
・原発と経団連:経団連はどうして新しい発想できないのであろう。12日毎日「経団連:原発は推進…早期稼働求める」「エネルギー供給の見通しが立たなければ、日本経済の空洞化の加速は避けられないと警告」
考えて欲しい点(1)今日輸出第2位は独(中国に次ぐ)、独は貿易立国。独はこの立場を何ら放棄していない。この独がどうして脱原発を宣言できたか、(2)独は代替エネルギーで410億ドルの新規投資。脱原発は新たな市場開拓。何故この点に目が行かないか。危機はチャンス。経団連にこの危機をチャンスに活かす発想出来る人材がいないのか。
(07月12日 posted at 20:29:37)
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1510:110715〕