2月21日 抑止論方便
鳩山氏の態度変更にもかかわらず、鳩山氏の「抑止論方便」インタビューは極めて重要なポイント2つを示した。第一に日米同盟維持の要というべき抑止論が極めて危ういものであること、第二に普天間問題で総理の指示にもかかわらず、官僚機構は総理よりも米国の意向を重視して動いていることが明確になったことである。そして鳩山氏が普天間問題で急変したように、僅かの期間で方便説を急変させた。明確に圧力である。少なくとも表では主要メデディアが叩き、国会では狂ったように問題視し、首相以下一丸となり圧力をかけた。「豹変」もさることながら、この圧力をかける異常な日本という社会を直視すべきである。総理経験者が米国の圧力について語ることはほとんどない。過去多くの総理が圧力を受けている。ほとんどの人が黙して語らない。細川元総理は米国から武村官房長官を切るよう圧力をうけ、結局官房長官を切り、内閣は自壊した。その事は小池百合子議員がブログで記載。それにも関わらず細川元首相は総理時代記録『内訟録』に米国の圧力の言及はない。あれだけ詳細に書きしかし言及できない位のものである。豹変したとは言え、鳩山氏は発言した。そして我々日本人はそれを見知ることが出来た。是非全文見て。
2月21日 鳩山氏方便弁解発言
圧力が凄いのであろう。誰かこの圧力解明して欲しい。李淼記者質問「どうして日本では日米関係で正確なこと発言出来ないのですか。どんな圧力あるのですか。米国がどうコントロールしてるのですか。それについて証拠ありますか」。私も誰かに教えて欲しい。
2月21日 フェニックステレビ取材に
フェニックステレビ取材に。記者李淼、中国本土、吉林省出身。慶應大修士。博士課程前期終了。日本13年滞在。フェニックス中国唯一民間TV.上場。9/11中国国内で最初に報道し注目。党要人の視聴率高いといわれる。鳩山氏インタビューは国内重要発言等未発表部分あり。国内TVどこか買わない?
2月21日 菅総理
二一日読売:菅総理「どんな嵐が来ようが頑張る」:菅総理、アメリカ発の風、織り込んでいるのかな?
2月21日 方便発言
朝日鳩山氏20日、米軍普天間飛行場の沖縄県内移設の理由に事的抑止力を挙げたことを「方便」とした自らの発言について「宗教では『方便』とは真理を導くための手段」と釈明」この辺が鳩山氏の残念な所。「抑止論は”方便”に過ぎず」で突っぱねれば、日本に新しい流れの契機。又逸機
2月21日 ジャパンハンドラー
今日対日政策ではいわゆるジャパンハンドラーという人々がいる。多くは米国の産軍協同体と密着し、日米軍事協力を最優先させている。普天間問題で鳩山首相を揺さぶった。その時活躍した人にはアーミテージ(元国務省副長官)、キャンベル(国務次官補)ゲーツ国防長官、カーチス・コロンビア大教授、マイケル・グリーンがいる。この人々が日本の政治家、マスコミ、官僚、財界人を動かし、鳩山首相を辞任に追い込んだ。そして国民もそれが正しいと思った。私が残念に思うのはいわゆるジャパンハンドラーという人々は必ずしも米国政治の主流の人々でないということである。日本の重要性が相対的に後退し、産軍協同体のみが強い関心を持つ異例な中でこの人々が力を持っていることである。ライシャワーの顧問、パッカードが普天間騒動の時、「残念、海兵隊の論理が国防省の論理。国防省の論理がホワイトハウスの論理」と嘆いた。鳩山追い落としが進行した中、擁護に回った人々もいた。これらの人々と連携を組めなかったのが残念であった。その考えを紹介する。カプチャン(クリントン時代国家安全保障会議欧州部長)、アイケンベリー(プリンストン大学教授)は米国内で発言力を持つ。両名は10年1月21日NYTで「新しい日本、新しいアジア」発表、内容:オバマ政権は鳩山首相の新しいアプローチを拒絶するよりは歓迎すべき、日本は多くの点で、欧州がとってきた道を歩み始めている。冷戦の終焉とともに欧州は地域統合のペースを上げ、ワシントンからの独立志向。米国は結果としてより独立した欧州の利点を享受、日本が中国との関係を深め、日中が仏独間の良好な関係の回復と同じ事を繰り返せるかも知れない。米国に屈服する日本より、自己主張をし、独立した日本の方が東アジアにより貢献する。」一部の民主党に伝えるも連携できず残念
2月20日 グーグル使用
グーグル使用:2月gallup調査。18才-29才=83%、65才以上34%、大卒85%、高卒以下35%。」年齢差情報入手で大きい差。→政治的見解多分格差。日本では?
2月20日 北方領土
北方領土;訪問、枝野対アンナ・チャップマンさん(28)。広報勝負あり。
2月20日 日米安保
共産党等密約で米軍への支払いや自由出撃追求しても意味なし。今双方密約レベルをオープンで堂々実施、、思いやり予算、世界の基地受け入れの半分出し、在日米軍、国際展開利用が当然視、おまけに自衛隊までついて。昔は「密約」にしてやっちゃいけない意識。今罪悪感無し。追随の高揚感のみ
2月19日 イスラエル
国連安保理、イスラエルのユダヤ人入植非難決議案に米国拒否権行使。安保理中一四国決議賛成、米国孤立。英仏独共同声明発出「東イエルサレムを含め入植は非合法、平和への障害、東イエルサレムを含め入植即時中止すべし」。オバマ入植に批判的なるも米国政治圧力。現中東雰囲気で米孤立増
2月19日 北方領土
北方領土19日NHK「枝野官房長官、北方領土上空から視察、、北方領土に対する日本の立場は揺るぎない考え示す」いくら視察しようが、揺るがない立場を言おうがロシアに何の影響も与えない。繰り返すがポツダム宣言受諾とサンフランシスコ条約で日本国後択捉請求権等放棄の事実国民に説明すべし
2月19日 16人の行動
本日東京新聞こちら特報部で発言、〈1〉16人の行動には一定の理がある。小沢氏を党員資格停止処分にするのが間違い。今回の強制起訴により小沢氏が有罪になる可能性は低いからだ〈2〉小沢氏(のゆさぶり)対して党執行部の小沢切りみ対抗しているだけと同乗する。国民が民主党に期待したのは自民党政治からの転換。決して”小沢きり”ではない。国民は小沢氏の政治と金の問題を知りつつ、民主党に政権を託したはずだ(3)菅政権は長くは続かない。米国はTPP参加、消費税増税、普天間移設の3点を期待したが、支持率を20%切った今では難しいと判断している。米国との関係が厳しくなれば、首相のクビをすげ替えるだろうと内閣総辞職を予想する」。追加説明したいところあり。一番は起訴でも本来推定無罪が筋。しかし検察起訴は90%以上で有罪。従って有罪扱い。強制起訴は検察起訴が見送ったもの。よって有罪可能性低い。だったら推定無罪のはず
2月19日 尖閣と米軍
日本人、多く米軍圧倒的力、中国を簡単に破壊すると思って、対中国、対米の在り方思考。疑問。代表的10年10月3日付産経ニュースが尖閣防衛の演習計画発表、第1段階尖閣諸島が不法占拠時日米両軍で制空権、制海権を瞬時に確保、尖閣包囲し中国軍補給路を断ち、兵糧攻め。 第2段階、圧倒的な航空と海上を背景に、日米両軍の援護射撃を受け、陸自空挺部隊が尖閣諸島に降下し、投降しない中国軍を殲滅。」これが日米軍事専門家の案。ありえない。「日米両軍で制空権、制海権を瞬時に確保」「圧倒的な航空と海上を背景に」などとても想定し得ない事態すぐそこ。どんどん情勢変化(1)中国、ステレス機能を持つ戦闘機の大量配備を予定、ゲーツ2025年までに約200機を配備予測、(2)中国、対空母ミサイルを開発、ゲーツ等警戒。(3)中国ミサイルは在日米軍基地攻撃が可能、米議会の諮問機関“米中経済安全保障再考委員会”は嘉手納、横田、三沢基地の基地は80の中距離・短距離弾道ミサイルと350の地上発射クルーズミサイルで倒される”と指摘、(4)海自潜水艦され、現在の16隻から22隻予定。日本周辺の米国潜水艦数は数隻。他方中国は8隻から10隻の原子力潜水艦と50-60隻の潜水艦。産経がかって報道した「自衛隊と米軍の演習計画」は全くの夢物語。専門家ですらそうだから多くの日本人米軍は簡単に中国軍やっつけると思っている。10年前の話。今変化。今後10年20年大変化。残念ながら軍事的に対応不可能な中国軍の隣にいることになることを認識する必要あり
2月19日 中国の対空母ミサイル開発
中国の対空母ミサイル開発はゲーツ等懸念を持ってフォロー。実用化すれば東アジア軍事バランスに影響:19日読売:「環球時報」は18日、新兵器、対艦弾道ミサイル(ASBM)「東風(DF)21D」の配備をすでに始めたと伝えた。DF21Dは射程約2000キロで、「空母キラー」と呼ばれる。
2月19日 中国次世代戦闘機
18日産経:米国防長官は17日、上院軍事委員会公聴会で中国が2025年までにステルス機能を持つ次世代戦闘機約200機を配備と発言」日本軍事的に全くかなわぬ時代が刻々近づく。米軍対日支援も相当の覚悟が必要。多分それはしない。軍事的選択ほぼないことを前提にどうするかを考察する時。
2月18-19日 鳩山氏テレビインタビュー
鳩山氏テレビインタビュー拝見。香港のテレビが実施しこの報道できない日本を見ると、マスコミやこの国は何かと思う。見て改めて鳩山氏が総理継続すれば日本にとりどれだけ幸せだったか確信。それを追い出したジャパンハンドラー、迎合した官僚、そして誰よりもそれを煽ったマスコミに怒りを覚える。
鳩山氏インタビューrenwen0216 @magosaki_ukeru フェニックステレビの独占インタビュー:http://v.ifeng.com/news/world/201102/17ff4336-e9ba-4fc4-ae25-07fe5ea5ee45.shtml
2月18日 辺野古と高江
見て!natsumetaira辺野古と高江の行動は非暴力。しかし、非暴力と無抵抗とは全く違う。相手ではなく自分の中の暴力性と闘いながら、しがみつく。とにかく、しがみつく。蹴られても、しがみつく。人にではなく資材にしがみつく。 もう戦争はイヤだ。 だからしがみつく。 」今の沖縄
2月18日 鳩山氏「菅政権は米国追随」
18日朝日:鳩山氏「菅政権は米国追随」 香港テレビで発言」。正論。どんどん発言して。鳩山氏「抑止論は方便」等重要発言連発。何故急に?。いずれにせよ、東京の主要メディア不甲斐なくないか。抑止は方便は沖縄の新聞。今また香港のテレビ。東京発では発信できず国民沖縄の新聞香港のTV見てか
2月18日 首相経験者の告白
抑止論:鳩山批判の人どれだけ発言の全文見ただろう。東京記者、沖縄記者から少し学んだら。18日琉球新報:松元政治部長:鳩山氏驚くほど赤裸々に証言。真実性、迫真性に富む。日本戦後政治史に刻まれる首相経験者の告白。海兵隊の抑止力が虚飾に彩られていることをしっかり国内外にアピールしたい
2月18日 菅切り
出てきた出てきた菅切り論理。予算通して。そしたら官の首差し出すから。
2月18日 海兵隊の意義
台湾、有事の際中国ミサイル攻撃主体。台湾経済中国に大々的に依存、この中独立志向急減、有事の可能性減。朝鮮半島、在韓米軍が主たる役割。これ削減の動き。欧州、主たる懸念昔ソ連の中央欧州攻撃。しかし同時に米国海軍欧州地域に。欧州に米海軍の必要があって海兵隊不要の理屈困難
2月18日 小沢党員資格停止の意味。
米国、菅切り多分既定路線。ここで小沢氏が党首選挙に出てきたらどうするか(ここ誰か指摘)。民主党成立してから米国最優先は小沢切り。アーミテージ明確。菅切って小沢党首は悪夢。こう考えると「小沢党員資格停止」をし、悪夢のルート裁ち切りは意味がある。よく考えてる。
2月18日 読売社説批判
17日「抑止力は方便、国益損なう無責任な鳩山批判」:日米安全保障条約の下、沖縄の米海兵隊は、米陸海空軍と一体的に運用され、その全体が抑止力として機能。在日米軍を基盤とする日米同盟が、アジア太平洋の平和と安定を確保するための「公共財」とされる所以。」これが抑止力として機能している根拠。このフレーズ幾度となく聞く台詞。「米海兵隊は、米陸海空軍と一体的に運用される。」もっともらしい説明だがこれもまやかし。世界に米軍基地数多くある。欧州を始め、地域防衛が主たる役割。ここに海兵隊がいて一体的に運用されているか。されていない。そもそも海兵隊が海外基地に配備されているのは日本の他ほぼなし。海兵隊一体として動く必要があるなら、欧州防衛にも存在しているはず。いない。海軍のオペレーションは海軍、空軍のオペレーションは空軍独自で行われる、海兵隊が存在しなければ出来ないオペレーションなどほぼない。海兵隊、今日主戦場はアフガニスタン。海に面しない国。今日海兵隊は第二陸軍として存在。近年揚陸作戦比重小。在日米軍の空軍、海軍行動で海兵隊が不在なら出来ない行動指摘して欲しい。日本防衛に関わることで海兵隊が関与するものはほとんどない。方便に過ぎぬ「抑止力」という言葉で国民を目くらましさせた。これが方便といわれると「米海兵隊は、米陸海空軍と一体的に運用」という実体上意味なく、しかし国民目くらましに仕える論を出してくる。次から次にタマネギの皮を出す。実態何かとむいていくと実は何もない。これが読売社説の安保論議です
2月18日 北方領土で共同事業に
アレレ???。同じ発想する人もいるのだ。17日付朝日:韓国政府関係者は17日、ロシアの水産会社と韓国企業が北方領土で共同事業に乗り出す動きがあるとされる問題で、早急に事実関係を把握する考えを示した。金外相も16日の前原外相との会談で「事実関係を確認中」と説明
2月17日 抑止力は方便発言に
鳩山発言:17日読売:宜野湾市長:抑止力は方便発言について、「抑止力そのものを前首相が否定されたこと自体、新たな基地が沖縄につくれないということだ。(基地建設の)理由がなくなったことからすると良かった」、全く御指摘のとおり
2月17日 在イラク米軍
AP、在イラク米軍。現在47000名.2008年合意で150名残し全て撤退予定。ゲーツ長官、残留米兵をもう少し多くしたいとの希望表明
2月17日 上智公開講座「戦略」
上智戦略講座:電話での受付は、今月25日11:00-から、上智ホームページ受付は、28日から。受講当初60名予定。増えれば教室変更 ツイッターの威力はすごいですね。 受講希望者が60名を越えても大丈夫です。その場合は、受講希望者の数に合わせて教室を変更いたします。これは「公開講座」。上智大生どうするのだろう。私なら絶対大学と交渉するけれど。こんな構成多分もう出来ないと思うけど。残念ながら私のフォロアーに上智大生あまり見えない。
2月17日 内閣支持17.8%
17日時事:内閣支持17.8%:カーチスの20%切った。米国、TPP,消費税上げ、普天間を日本にやらせなければならず、低支持率の内閣ではだめ。菅切り加速するだろう
2月17日 今日日本の官僚の主人は誰だ!
鳩山氏発言で最も重要な部分。外務・防衛官僚が全く協力しなかったこと。問「外務、防衛両省に新しい発想(県外)を受け入れない土壌があったのでないか」「本当に強くあった。私のようなアイデキアは一笑にに付された所はあるのではないか。本当は私と一緒に考えるべき 防衛省、外務省が実は米国との間のベースを大事にしたかった」こんな馬鹿なことまかり通っている日本という国は何なのだ。選挙があった。新しい党が政権取り首相が出た。官僚は首相に仕えるのは当然だ。それが首相より”米国との間のベースを大事にしたかった。”属国の臣だ
2月17日 戦略講座
多分これまで日本にほとんどない講座。上智大学公開講座で実施。「戦略論の教育」水曜日18時45-20時15分、受講料円32500.講師陣極めて充実と思う。1:序論(孫崎)、2:ゲームの理論(川西諭)、3:イラン大使、4:戦略の古典(トゥキディデス、加藤守道)、5企業と戦略 大河原住友商事研究所所長、6外交と戦略(伊藤憲一)、7金融戦略(北山禎介三井住友ファイナンシャル社長)、8:戦略の古典(クラウゼビッツ、川村康之)9米国の軍事戦略(米国人予定)、10ドイツの戦略(独大使)、11イスラエルの戦略(イスラエル大使)11:経営戦略(網倉 12総括(孫崎享)日本は戦略弱し。しかし大学で戦略論教える所先ず無し。上智大英断。これが契機で戦略研究進めば幸い。特徴、過去戦略論狭い。今回経営・金融・企業戦略と歴史、理論の組み合わせ。私は『日本人のための戦略的思考入門』を基礎に2回。独、イスラエル、イラン大使も講義 期間4月20日から週一回7月20日まで。新規登録は03-3238-3551.振り込み期限3月25日
2月17日 鳩山発言
2月17日 鳩山前総理の抑止力は方便の発言、最大の問題は米軍、海兵隊が日本の安全確保にどこまで貢献するか。鳩山氏の責任問題より、こちらの方がはるかに重要な根本問題。鳩山氏の発言内容は正しいのです。海兵隊の抑止力貢献は方便くらいの役しかないのです。なぜ日本人それを直視できない。対中露の核に対する核の傘はないのです。北方領土、竹島は安保条約の対象でないのです。尖閣、中国攻撃で米軍は最初出ないのです。中国これを取れば尖閣の管轄が中国となり安保条約の対象からはずれるのです。これが「抑止力方便」の実態です。米国にすがりつけば助けてくれる?米国もっと現実的国家
孫崎享氏のツイートhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1203:110222〕