22日、馬毛島東岸の軍港建設工事に着手しようとしています。これにより、お
金に代えることのできない豊かな海が潰されるのです。
【馬毛島自衛隊基地計画】
22日から港湾工事に着手 東岸全域で漁制限、地元漁協に22億円補償
(3月18日、南日本新聞)
https://373news.com/_news/storyid/172278/
いのちを破壊しながら、島を丸ごといのちを奪うための戦争訓練場へと造り替
える歴史的な暴挙を見過ごすことはできません。
東京でこそ「NO!」の声を上げ、中止に追い込む必要があります。これは馬毛
島の問題ではなく、加害を極める東京の政治権力の問題です。今まで声を上げ
てこられなかった方、まだ間に合いますので、ご一緒に、またそれぞれの現場
で声を上げてください。ぜひ各地でも行動を。また、以下への抗議の集中を!!!
◆浜田靖一防衛大臣
国会事務所
(TEL)03-3508-7020
(FAX)03-3508-7644
◆防衛省
(TEL)03-5366-3111
(FAX)03-5261-8018
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◆宝の島の海を潰すな!馬毛島軍港建設やめろ!3.22緊急官邸前行動
3月22日(水)
18時~19時
首相官邸前(国会議事堂前駅)
※プラカードなど持参歓迎
<呼びかけ>
島じまスタンディング ishiisugito@gmail.com
STOP大軍拡アクション 090-6185-4407(杉原)
上のセトクチ、コダイラセ、クジラガ崎のハエ、カメノコウ、フカウラ、マル
セ、ヨコヒアガリ、ハマウラ、オオマルセ、ギンギイ、ツボキジリ、スバナ、大
泊、大浦、スノクロセ、コウラ、ヒコクロウセ、ヨコセ、オオカワジリ、モハミ
セ、竹浦、ヒトゼ、マラカガウラ、山下瀬、ブタゼ、ツマサキ、ヒロウラ…馬毛
島東海岸の浦々の、漁師たちによる呼び名です。
馬毛島の海岸の96.7%は手つかずの自然海岸です(環境省)。種子島の漁業を
支えてきたトッピー(トビウオ)やモハミ(ブダイ)など膨大な種類の魚類、そ
の産卵場や稚魚のゆりかごとなった藻場・海藻類、ナガラメ(トコブシ)などの
藻食性貝類、北限域とされる熱帯性サンゴ群落…種子島や屋久島と水深80mに満
たない浅い海底でつながる馬毛島東海岸の海は、種子島の人びとにとって「宝の
島」の海です。
3月22日、防衛省は馬毛島東海岸の軍港建設工事に着手する方針です。
工事による漁業制限は現時点で2027年11月末までで、制限区域は1100haにおよ
び、そのうち約100ヘクタールは軍港となるため漁業権は消失します。そこは、
ヨコセ、オオカワジリ、モハミセ、竹浦、ヒトゼ、と呼ばれる、ナガラメやミズ
イカやアサヒガミやモハミが一番とれるという場所に当たります。防衛省は地元
漁協に、約22億円を補償するとのことです。
宝の島をまるごと壊し、その海までをも潰して造られようとしているのは、島
を守るためでも「日本」を守るためでもない、「防衛」や「安全保障」のためで
すらない、東アジアの未来を軍事緊張で覆い尽くす「新冷戦」構造を日米主導で
つくっていくための戦争態勢を支える基地です。陸海空自衛隊と米軍が使用する、
2本の滑走路と軍港と弾薬庫を備えた自衛隊最大級の基地です。新「安保3文書」
体制下で、琉球弧を戦場として想定する新たな戦争のための「不沈空母」です。
島嶼戦争の多種多様な訓練や、爆音で知られる日米の艦載機離発着訓練が夜間訓
練も含め行われます。兵站や輸送や機動展開の拠点であり、米国の戦略において
日本に期待されている役割…持久戦を持ちこたえること、沖縄戦のように!…を
果たすための基地です。
馬毛島基地なんか造らせてたまるか!
官邸前行動にぜひご参加ください。