寺尾紗穂トーク&ライブ 「原発労働者」を語る

2015年12月12日(土)13時半開場、14時開始
会場:早稲田奉仕園リバティホール(東京都新宿区西早稲田2-3-1)
(アクセス:http://www.hoshien.or.jp/map/index.html) 
参加費:1000円

ゼロから原発を考え直すために、
ひとりの音楽家が全国の原発労働者を訪ね歩き、
小さな声を聴きとった!
・・・現場の声に耳を傾ける。
事実をまっすぐに見る。
迷いながらそれでも考え続ける。

歌とお話:寺尾紗穂さん(シンガー・ソングライター、『原発労働者』(講談社現代新書)著者)
1981年11月7日東京生まれ。2007年ピアノ弾き語りによるアルバム「御身」が各方面で話題になり,坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。大林宣彦監督作品「転校生さよならあなた」(2007)の主題歌を担当した他、CM、エッセイの分野でも活躍中。安藤桃子監督作品「0.5ミリ」(安藤サクラ主演・2014)や中村真夕監督作品「ナオトひとりっきり」(2015)にも主題歌を提供している。2015年3月にアルバム「楕円の夢」を発表。
路上生活経験者による舞踏グループ、ソケリッサとの全国13箇所をまわる「楕円の夢ツアー」を行う他、2010年より毎年青山梅窓院にてビッグイシューを応援する音楽イベント「りんりんふぇす」を主催。
著書に「評伝川島芳子」(文春新書)、「原発労働者」(講談社現代新書)、「南洋と私」(リトルモア)などがある。

ゲスト:元原発労働者
田中哲明 さん(2012年1月から10ヶ月間、福島第一原発で働いた田中さんは、電話で一方的な解雇通告を受け、仕事と住居を同時に失う危機に直面。会社に対し解雇撤回、未払賃金の支払いと居住確保等を求めて団交を申し入れ闘った。)

大川一男 さん(3.11後わずか一週間の労働で線量オーバーし働けなくなった大川さんは、旧騎西高校(埼玉県)に避難中、弁護士に出会い雇用保険や失業保険の申請手続きをとった。「辞めてからじゃないと声を上げられない」労働者の実情を訴える。)

席に限りがございます(先着80席)ので、お手数ですがメールにて事前予約の上ご参加下さい。
Eメール:info@hibakurodo.net

主催:被ばく労働を考えるネットワーク
■こんなことを、さまざまな人たちと一緒に取り組みたいと思います■
労働現場における被ばく問題に関する情報を共有し、意見交換を行う。
原発労働者および被ばく問題に直面する様々な労働者に対し、自主的な安全点検や労働相談などの支援を行う。
被ばく労働問題を通じ、福島とそれ以外の労働者の交流を行う。
政府・自治体・事業者・雇用業者に対する共同の取り組みを行う。
学習会やシンポジウムを開催し、被ばく労働問題の社会化を進める。