*以下の文中のURLをご覧の上、ご協力いただければと願っています(編集部)
合澤清 さま
柳原です。
すっかりご無沙汰してますが、その後、如何お過ごしでしょうか。
実は、先週、私にとって311以来最大のイベントが発生し、その対応に追われていました。311のあと、福島から避難して仮設住宅に入居した避難民の人たちを福島県が仮設住宅から追い出す裁判が一審、二審とも福島県の主張を全面的に認める判決だったので、これを不服とした避難民が昨年上告したの対し、最高裁が門前払いをせず、避難民の主張について正面から判断をすると連絡をしてきたからです。具体的には、避難者に対する仮設住宅提供の打切りを決めた内掘県知事決定の違法性について判断すると。その判決を来年1月9日15時に最高裁の公開法廷で言渡すと言ってきたからです。
これらはちょっと画期的なことでして、
・これまでなら原発事故の救済に関する訴訟(子ども脱被ばく裁判を筆頭とする)は最高裁では門前払い(受理しないでおしまい)だったのが、今回、初めて受理する、本題の法律問題に応答するとしたこと。
・最高裁が応答するとした避難民の主張は2つあって、その1つが仮設住宅提供の打切りを決めた内掘県知事決定の違法性だったこと。
内掘県知事決定は原発事故後の救済に関する最も重要な政策決定です。その違法性の有無について判断するということは、その判断次第で、原発事故後の救済に関するこれまでの国の政策が根本的に批判され、変更される可能性があること。
ついては、今回の最高裁の決定と来年の判決の意義について文をかいたので、これをちきゅう座に投稿いただけないでしょうか。
山が一歩動いた。最高裁が原発事故避難者の追出し裁判の上告を受理すると通知。最高裁は「人権の最後の砦」であることの証明を果して欲しい。
https://c.org/JKdMgSmn5R
(参考)
山が一歩動いた。最高裁にツバを吐かず、花を盛った避難者追出し裁判の理由書に対し、1年8ヶ月後に最高裁から「受理する」と応答
https://seoul-tokyoolympic.blogspot.com/2025/12/251212.html
このイベントに接して以来、311以来の暗黒の14年間の闇を吹き飛ばすような予感でハイテンションになってます。
ご検討、どうか、よろしくお願い致します。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/ 〔eye6077 : 251214〕












