平和的生存権運動の責任:マドリーン号と学術会議法人化法案

日本国憲法の生命力は、世界のすべての人々にとっての平和的生存権などの憲法理念を世界の人々と連帯して、全力で達成すると宣言しているところにあると、私は考えています。ところが現状、全力を挙げ切っていません。赤井純治さんも6.3国会前「人間の鎖」行動で指摘されているように。

日本学術会議法人化法案の廃案を!6.3国会前「人間の鎖」 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=FzWeZTbDlkA

赤井純治さん(軍学共同反対連絡会・新潟大学名誉教授。学者の次は市民の弾圧。川嶋四郎参考人(同志社大教授)、学術会議は日本国憲法の平和主義と民主主義の具体化と指摘。日本国憲法前文では、国民が憲法の理想を全力で実現すると宣言している。現在の状況は全力を挙げ切っていないから。)
https://youtu.be/FzWeZTbDlkA?si=NnzD5wKAadfDSeXU&t=553

今、人道支援船マドリーン号が決死の覚悟でガザに向かっていますが、今にもイスラエル軍から攻撃を受けそうな状況です。日本政府は同船の活動を支持する声明を発して、全力を挙げて同船を保護する必要があります。主権者や政党なども同様です。

立憲主義政党の第一党たる立憲民主党からは、声明を確認できません。成立すればイスラエル支援の促進につながるであろう日本学術会議法人化法案の阻止でも、腰が引けています(例えば、イスラエル・アカデミーとの提携を再開する恐れあり)。同党は有権者と連携して作るべき世論を作ろうとしない。

平和的生存権運動に本腰を入れてくれと、同党と外務省に意見を送ってください。同党には法人化法案の阻止についても。

ご意見・お問合せ – 立憲民主党
https://cdp-japan.jp/form/contact
御意見・御感想コーナー|外務省
https://www.contact.mofa.go.jp/form/pub/mofaj/feedback

#日本学術会議への介入に反対します
#AllEyesOnMadleen

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座  https://chikyuza.net/
〔opinion14263:250609〕

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