廣松渉『物象化論の構図』の英訳がついに出ました。もちろん初の英訳本です

著者: 勝守真 : 元大学教員・科学哲学
タグ: ,

*以下は勝守真(元秋田大学教員、科学哲学)氏からの連絡です。興味のあるかたは是非お読みください。(編集部)

廣松渉『物象化論の構図』の英訳がついに出ました。もちろん初の英訳本です。

Hiromatsu Wataru, The Schema of the Theory of Reification, 

trans. by John Hocking (Brill)で、Introductionはぼくが書きました。 

https://brill.com/view/title/34020

みなさんに広めていただければ幸いです。

Michael Santoneさん訳の『世界の共同主観的存在構造』も、最近やはりBrillから出版が承諾されたようです。生前にあれだけ仕事をされた廣松さん自身に比べればいずれも小さな歩みですが、少しずつ進んでいます。