大君の千代田の宮ゆ
去り給ふ日の定まりて
宮城を守る水面に
住ひする水鳥の子等
南辺へたび立ちぬれば
御堀道夕日を浴びつ
大和児は胸に思ほゆ
あらたしき日継ぎの御子の
御代名こそ戦さ来ぬ世を
指しまほしけれ
千代八千代戦さ無き世を庶幾ふ
おおみたからのすめらみしるし
万津千代ときをしらせしすめらぎの
大和の民は継のよろしも
大和児は大御宝そたぢからそ
てひとたくみそ千代に八千代に
大和児は手人工匠そわざひとそ
銭狩人よおもひなたがへそ
神津代に心のこして銭が世の
先を見晴すまるくすもがも
平成31年1月8日(火) 大和左彦/岩田昌征
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