お知り合いの皆さま
醍醐聰です。
NHKに対する日本郵政の介入問題に関する2つ目の情報をお知らせします。
すでに、ご承知の方はご容赦ください。
①「NHK、郵政に『異例』の再説明」
NHKの木田放送総局長が鈴木康雄日本郵政副社長のもとへ、すでに報道
された2018年11月6日のほかに、今年の2月6日にも鈴木氏からの
呼び出しに応じる形で、出向いていたとの『朝日新聞』の今朝の記事です。
『毎日新聞』も同様の記事を掲載しています。
木田氏が2回目の訪問について、「マスト(必須)ではなかったが、ちょうど
コンプライアンスについて対応を強化していたので訪ねた。個別の番組には
触れていない」と語っているのは、いじましい限りです。
②「かんぽ不正、郵政株売れず」
政府が東日本大震災の復興財源を捻出するために計画してきた日本郵政株の
売却が、かんぽ不正による株価値下がりでピンチになっているという今朝の
『東京新聞』の記事です。
今回のNHKに対する日本郵政の介入問題が政府案件になる素地がある
ことを示唆したものとも思えました。
それにしても株の売却問題もさることながら、郵政株の57%を保有する
政府の、かんぽ保険不正販売問題に関する株主責任はどうなっているのか
が、問われてしかるべきと思えます。
どちらの記事からも、本件は奥行きの深い問題と認識させられました。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion9139:191102〕