新刊&シンポジウムお知らせ:集英社新書『ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか―取材現場からの自己検証』

本日12月17日(木)から全国の書店で発売です。ぜひ手に取ってみてください。

集英社新書『ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか―取材現場からの自己検証』

危険地報道を考えるジャーナリストの会・編

公式HP http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0813-b/

【執筆者】

石丸次郎/川上泰徳/横田徹/玉本英子/及川仁/内藤正彦/高世仁/綿井健陽/高橋邦典/土井敏邦

【目次】

第1章 後藤健二氏の人質・殺害事件がもたらした影響/石丸次郎(アジアプレス大阪代表)

第2章 ジャーナリストは「戦場」でどう行動したのか

・紛争地を抱える中東の事実を見る「目」の役割 /川上泰徳(中東ジャーナリスト。元朝日新聞記者)

・“イスラム国”取材、その一部始終 /横田徹(報道カメラマン)

・戦場の人々を見つめるまなざし /玉本英子(アジアプレス大阪)

・通信社の記者は最後まで残って取材を続ける/ 及川仁(共同通信社)

・テレビの「危険地取材」はどう変わったか /内藤正彦(テレビ朝日)

・危険地取材をテレビに売り込む /高世仁(ジン・ネット代表)

第3章 戦争報道を続けるために――過去の事例から学ぶべきこと/綿井健陽(映像ジャーナリスト・映画監督)

第4章 米国メディアの危険地報道――日本との相違/高橋邦典(写真家)

第5章 危険地報道とジャーナリスト/土井敏邦(フリージャーナリスト)

————————————————————————————–

≪シンポジウム≫後藤健二さん殺害事件から1年

ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか~取材現場からの自己検証

http://www.asiapress.org/korean/symposium-20160115/

●日時: 2016年1月15日(金)

午後6時45分開始~9時ごろ終了予定(午後6時半、開場)

●場所: 東京・文京シビック小ホール

http://bunkyocivichall.jp/access (地下鉄・後楽園駅からすぐ)

●入場料: 1000円

●予約不要、当日先着順にて受付  (満席の場合は入場を制限させていただく場合がございます)

●主催: 危険地報道を考えるジャーナリストの会

●問い合わせ: アジアプレス大阪事務所   電話06-6373-2444  /osaka@asiapress.org

≪趣旨≫

シリアで起きた日本人拘束・殺害事件から、まもなく1年を迎えようとしている。その後、中東情勢は混乱を深め、欧州への難民流出、フランスでのテロ事件が続く。 今ジャーナリストは、取材現場でどんな 問題に直面しているのか。メディアに対する市民からの批判や不信、政治権力による報道への圧力にどう向き合っていくのか。戦争や紛争、原発事故、強権国家などの“危険地報道”に携わるジャーナリストたちが、マスメディアからフリーランスまで、メディアの枠を超えて集まり、自己検証と問題提起を行い、今後の“危険地報道”のあり方を市民とともに考える。

≪パネリスト≫(登壇者には変更、追加の可能性があります。あらかじめご了承ください)

川上泰徳(中東ジャーナリスト・元朝日新聞記者)

内藤正彦(テレビ朝日ニュースセンター編集長)

石丸次郎(アジアプレス大阪代表)

白石草(アワプラネットTV代表)

綿井健陽(映像ジャーナリスト・映画監督)

・司会:土井敏邦(フリージャーナリスト)

※旅券返納命令の取り消し訴訟の原告・杉本祐一さん(ジャーナリスト)による報告もあります