新世界秩序における日中関係のこれまでの百年、これからの百年
主催:愛知大学人文社会研究所
共催:武者小路公秀研究会・国際書院・上海社会科学院宗教研究所
開催日: 2022年9月25日(日曜日) 9時30分〜16時50分
開催方法:
・対面:愛知大学車道キャンパス三階コンベンション・ホール
〒461-8641 名古屋市東区筒井2丁目10-31
「名古屋」駅より名古屋市営地下鉄 桜通線「車道」駅下車 1番出口より徒歩約2分
JR中央本線「千種」駅下車 徒歩約8分
電話 052-937-8111
・zoomにて開催
*研究会参加お申し込み&詳細はこちらから*
開催趣旨:
1972年9月29日、田中角栄首相、大平正芳外相(日本国政府側—北京到着9月25日)そして周恩来総理・姫鵬飛外交部長(中華人民共和国政府側)などとの間において、「日中共同声明」が署名され、日中の国交は回復され、通常「日中国交正常化」と呼ばれています。
それから半世紀を経た2022年、「日中関係」はどのような歴史的位相にあり、どのような未来を展望できるのかをみなさんと一緒に考えていきたいと存じます。
とりわけ、コロナ禍中のこの間、いわゆる「台湾(中国)問題」、「地球人類共同体問題」の提起される新たな世界秩序の問題をはじめ、ユーラシア大陸、東アジアにおける新たな大規模な変化の兆候がさまざまなレベルで議論されておりますが、本シンポジウムでは、日中国交回復50周年を記念して、歴史的にも構造的にもより広い視野に立った世界政治の文脈における「日中関係」(それは関係それ自体の融解していく関係であるのかもしれませんけれども……)を考察していくものです。
そして、もともと、本シンポジウムにご登壇して頂くことを予定されていたものの、惜しくもこの春相次いでお亡くなりになられた、加々美光行教授(†2022年4月22日)と武者小路公秀教授(†2022年5月23日)とが、現況の米中対立、ウクライナ紛争や一帯一路構想と世界秩序の再編成、ひいては宗教と政治をめぐる「紛争と平和の世界的文脈」を、どう読まれるのかも想起しつつ、両教授の友人のみなさまとの開かれた議論が叶えばと考えております。
登壇者:
○近藤 暁夫(愛知大学准教授)
○鈴木 規夫(愛知大学教授・総合司会)
○木村 朗(東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表)
○臧 志軍(復旦大学教授)
○佐藤 幸男(富山大学名誉教授)
○王 盈(上海社会科学院)
○西谷 修(立教大学名誉教授)
○孫 歌(中国社会科学院)
○小倉 利丸(富山大学名誉教授)
○板垣 雄三(東京大学名誉教授)
お問い合わせ: 愛知大学人文社会研究所 〒441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1
(+81)0532-47-4167 または irhsa@ml.aichi-u.ac.jp