池上彰氏からしても日本は社会主義の理想に最も近い国と称されています。しかし、そこに胡坐を掻いてはいられません。
時事的問題を交えて書いたとしても「無敵の人」と言う「死刑になりたい人」までの犯罪者数は広がっており格差社会は厳然たる事実だからです。
「遅すぎた革命」「失われた20年」の中で、国民は指針を失い脱法ハーブ=危険ドラック問題、相変わらず被害がおさえられない経済犯罪=ねずみ講やオレオレ詐欺被害、カルト新興宗教被害を抑え込むことが出来ず社会そのものに人間不信が広がっている事実があります。
本来の社会主義の理想としての「誰もが喜んで働ける社会」に手の届く段階に来ていながらそれを国全体にまで高められないのは日本の知識人階層の不在が続いているからでもありちきゅう座の状況も「民主主義未満」「政党政治未満」の評論家批評家の域で良いとする諦めが支配的である事の致命傷をこれまで繰り返し指摘してきたわけですが、社会党から社民党への後退、衰退、労働組合の迷走に至るまでの具体的事柄に言及し、ちきゅう座的知性を総動員してこれらの事態に対処着手しなくてはならないはずですが、悠長な世捨て人的書き込みに終始されているのは何故なのでしょうか?
今回は、これから書き出すための資料の提出だけにおさめて、次回より、それらを使用しながら補遺的テキスト化をしていきたいと考えています。
池上彰経済教室
http://www.tv-tokyo.co.jp/ikegami_k/
第14回社会主義経済の失敗と教訓その1(ソビエト) 7月21日
第15回その2 7月28日
第16回その3(北朝鮮) 8月4日
第17回中国の失敗と発展その1 8月11日
第18回その2毛沢東の失敗と教訓 8月18日
第19回中国の失敗と発展その3 8月25日
絶望社会
(画像)教育格差絶望社会
絶望社会
自殺
http://finalrich.com/sos/sos-victim-suicide.html
それは負け組が絶望すればするほど、勝ち組にとって都合がいいということです。
なぜそのようなことが言えるのか、これは勝ち組が負け組の下克上を恐れているからです。
勝ち組にとっては自分が蹴落とされるかもしれませんので、負け組にはがんばってほしくありません。
そのため今、社会を作っている勝ち組は負け組が絶望し、成り上がりを目指さない環境を意図的に作っているのです。
このような社会になれば、負け組は絶望し成り上がりを諦めるので、勝ち組は安泰になります。
そのような社会を今、作っている最中なのです。だから今政府は、本腰を入れて格差社会是正や自殺予防を行わないのです。
すべては今の勝ち組が安泰し、負け組が絶望する社会を作るためです。
(画像)革新幻想の戦後史
新しい左翼入門
画像版は、こちらへどうぞ。