日本経済は、停滞にもどるか?

今日(3.14)の株式市場は、日経平均で1万円を割った。このところ、1万円台前半ではあるが、少しずつ回復の兆しがあった。それが一気に暴落した。さらに、日本経済の基軸産業である自動車のトヨタも日産も操業を停止している。もっと困ったことは、スーパーなどで商品がなくなり、閉店したりしていることで、かつての第1次石油危機と同様なパニックなのだろう。日本経済への影響は、もっとさまざまであろう。関東大震災ののちも、一向に景気が回復しなかった。そこで、浜口雄幸内閣の下、井上準之助が大蔵大臣を務めた。つづく高橋是清と比較されるが、井上財政は、イギリスをセンターとする世界システムに日本を組み込もうとするもので、それなりの合理性はあった。今後、如何なる経済政策がなされるのであろうか。