映像を通して考える現代社会 パトリシア・グスマン監督『チリの闘い』第一部「ブルジョワジーの叛乱』上映と解説(8月31日)

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映像を通して考える現代社会
『チリの闘い』 第一部:「ブルジョワジーの叛乱」(1975年・チリ=フランス=キューバ 96分 監督=パトリシオ・グスマン)上映と解説
解 説=井野茂雄(文化活動家)

●日時:8月31日(土)午後1時~4時30分
●会場: 本郷文化フォーラムホール 
〒113-0033東京都文京区本郷3の29の10飯島ビル1F(最寄駅=地下鉄本郷三丁目)
■ 問い合わせ TEL=03(5804)1656 
FAX=03(5804)1609 
メールアドレス=hows@dream.ocn.ne.jp 
本郷文化フォーラムワーカーズスクール(HOW 
受講料=1回1500円(学生1000円)
●映画解説:1970年チリ、選挙で新大統領が誕生した。全世界が注目したのは、新大統領アジェデが社会主義を目指していたこと。しかも「武力」ではなく、三権分立の合法的枠内での実現をめざしたからだ。我慢できなかった資本家たちは、アメリカ合衆国 からの支援をうけて叩き潰そうとした。そして1973年9月、ついにチリ軍部にクーデタをおこさせ、大統領たちを殺戮した。今回上映するのは、クーデタ直前の6か月を記録した ドキュメンタリー映画である。三部に分かれ、全編で270分あるが、今回はその第一部の みの上映で、1973年3月の総選挙から6月末の軍部クーデタ未遂事件までを扱っている。監督のグスマンはアジェンデによる「実験」のプロセスを記録するため、ブルジョワ寄りのテレビ局のクルーと偽って反革命側の懐にも飛び込み、カメラをまわした。クーデタ後 に亡命。編集作業はキューバでおこなわれ、映画芸術産業庁の全面的な協力・支援によ り完成した。(第一部=1975年、第二部=1976年、第三部=1978年
ご参加いただければ幸いです。