村山談話を継承し発展させる会 第2回公開研究会のご案内

日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配がアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた歴史を深く反省し、「平和国家」を造り、世界に貢献していくことが戦後の日本に課せられた歴史的使命です。村山富市首相が1995年8月15日、表明した「村山談話」は侵略戦争の反省と非戦の誓いを改めて世界に向けて発信したものであり、アジア諸国から肯定的に受け止められています。

私たちはこの談話の精神を継承し、発展させていくことが日本外交の基本であると考え、2013年11月11日「村山談話を継承し発展させる会」を結成し、中国や韓国との外交関係を危うい方向にもって行く安倍政権をけん制する活動を開始しました。

安倍内閣は特定秘密保護法という天下の悪法を成立させると、今度は憲法が禁じている集団的自衛権の行使をこれまで積み重ねてきた政府の憲法9条解釈を変更して容認するという姑息な手段を使おうとしています。さらに村山内閣後の歴代政権も継承してきた村山首相談話も改訂する動きを見せており、暴走に歯止めがかからなくなってきています。こうした安倍政権の「リスク」を見極め、アジア諸国の人々の信頼を取り戻すために私たちは村山談話の意義をあらためて確認し、談話の精神を広く内外に伝え、日本がニ度と間違いを犯すことのないようにしたいと考えています。

第2回公開研究会を2014年3月16日(日)14時から下記の要領で開催いたします。多数の皆様のご出席を期待しています。

◎日時 2014年3月16日(日)14時00分~17時00分

◎会場:渋谷区立勤労福祉会館(☎03-3462-2511)2階・第一洋室

(JR渋谷駅下車・徒歩8分)

◎主催:村山談話を継承し発展させる会(共同代表、浅井基文・浅野健一

天木直人・内海愛子・鎌倉孝夫・進藤榮一・高嶋伸欣・田中宏・山田朗)

◎会場費:非会員1000円、会員500円(入会手続きは会場でできます)

プログラム

①    開会の挨拶   村山談話の会(略称)共同代表から

②    講 演     田中宏・一橋大学名誉教授

演題 「日本の戦後責任・戦後補償を考える」

③    質疑・意見交換

☆連絡先  E-mail murayamadanwa1995@ybb.ne.jp