国立天文台の前身である東京天文台は、麻布飯倉から1914~24年にかけて移転されました。
大赤道儀室 (1926建設。有形文化財)
ドーム内部の天井
建設当時は半球ドームを作る技術が建築業者にはなかったため、船底を作る技術を持った造船技師の力を借りて作られたそうです。
それ故、このようにたいへん美しい匠の手仕事の木で作られたドームが出来上がったのでしょう。
第一赤道儀室
現代美術家・荒川修作デザインの「三鷹天命反転住宅」
赤、黄、青、緑と大変カラフルで、球形、円筒形、立方体の部屋が積み木細工のように積み重なる楽しい御伽噺に出てくるような住宅でした。