9月14日、東京地裁は郵政ユニオン組合員である非正規雇用労働者の格差是正の訴えに一部勝訴の判決を出しました。これは「労働契約法20条」を武器とした原告たちのねばり強い闘いの賜物です。いっぽう郵政民営化がスタートして10年、郵便ネットワーク再編の下で労働現場は過酷さを増しています。過労死や長時間労働が大きな社会問題になっていますが、厚生労働省がまとめた「過労死白書」二〇一七年版によれば、昨年、過労死が最も多く、また長時間労働が目立つ業種は運輸・郵便業でした。働く者の健康と生活、命を守るべき労働組合運動は今、現場ではどうなっているのでしょうか。
闘いの成果に学び、怒りや悩み、経験を共有したいと思います。
<報告>
- 郵政労働契約法20条裁判
- 郵便ネットワーク再編下の労働現場
- 郵政「65歳解雇」裁判
報告を受けての討論
<呼びかけ人>
小川和良(神田局) 池田実(元赤羽局) 久保茂(元牛込局) 橋本輝之(元芝局)
土田宏樹(元新東京局) 山田勇(元新東京局)
後援=『伝送便』編集委員会(ゆうせいネット)
日時;11月20日 午後6時半~
場所;文京区民センター2B会議室
資料代;300円