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12月1日、燐光群の『憲法くん』を観劇しました。原作は松元ヒロさん
で、台本・演出は坂手洋二さん。偶然ですが、席のお隣は小池晃参議院議
員でした。
縁が深い高円寺ですが「座・高円寺」は初めて。憲法理念から乖離する日
本の現実に、多角的かつユーモアたっぷりに肉薄し、決して希望を手放し
ません。私が『世界』12月号(「武器見本市という憲法的不祥事」)で報
告した武器見本市のリアルもふんだんに描かれていました。
芝居で強調された点の一つが、日本の加害者性です。その最先端である武
器見本市や入管の難民虐待などがしっかり盛り込まれていました。憲法の
再生は、沖縄や在日外国人、アジア・世界の人々への加害をやめる事の先
にしかあり得ないと改めて感じました。強力にお薦めします!
ちなみに、2020年2月20日(木)13時30分から、北とぴあ・つつじホールで
開催される「商社九条の会・東京」の企画で、松元ヒロさんの「憲法くん」
の前座を務めます。これも何かの縁でしょう。
※『憲法くん』座・高円寺(高円寺駅北口5分)での開演時間は次の通り
日によって異なり、昼は14時、夜は19時です。東京の後、伊丹、岡山、
名古屋でも公演されます。お近くの方はぜひ、お見逃しなく!
12/3(火)19時☆
4(水)14時/19時
5(木)19時☆
6(金)19時☆
7(土)14時/19時☆
8(日)14時
☆は坂手洋二さんとゲストによるアフタートークも予定。
12月3日(火)木村草太(憲法学者)
12月5日(木)松元ヒロ(スタンダップ・コメディアン)
12月6日(金)安田純平(ジャーナリスト)
12月7日(土)馬奈木厳太郎(弁護士・映画『誰がために憲法はある』製作)