①福島県の甲状腺がんの4回目の結果が先々週に公表されました。
その結果は、改めて福島県の甲状腺がんの異常な多発を示す内容でした。
特徴は、①結節の保持者の割合が調査する年ごとに増えている。②高学年層の甲状腺
がん発生率が全国データと比べて異常に高い。などです。③福島県は今回初めて、甲
状腺がん患者の外部被ばく量を公表し、「ほとんど1mSv以下だから放射能の影響
ではない」と言いたげです。しかしこれはそもそも「外部被ばく量」自体に意味がな
く、放射能の影響を否定する根拠にはならない。など
詳しいことは、こちらをご覧ください。→
http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2013-11-19
②11/19に堺市と交渉しました。市民ら6人が参加(私は行きませんでした
が)。
詳しい内容はこちら。→ http://hinankenri.blog.fc2.com/blog-entry-69.html
対応は、議会準備のために危機管理室課長のみ。
私達の一番の要望である「放射能健診」の検討の現状は、「わからない。」
今が予算要求の時期で、各課が支援基金からの予算要求を財政課に上げており、財政
課が承認した施策だけ危機管理室に「支援基金から出すぞ!」と了解を求めるのみ。
重要案件を扱うべき庁内会議も10月16日以降開かれず、避難者支援策は財政課が判断
するか、重要判断は市長が決済という状況。
引き続き署名を積み上げ、担当課と危機管理室への要請を続ける。議会の会派まわり
をやることが必要。
堺市議会には、「放射能健診」と「避難者の市営住宅への入居受付を再開すること」
を陳情として出し、12月議会で審議される予定です。
保養に関わる要求では前進面もあったと聞きました。