直ちに行動を!ガザの市民社会からの緊急アピール

岡真理
さんからのメールを転送します。どんどん広めてください。そして、手遅
れになる前に、一人ひとりが出来る行動をしていきましょう。

空爆下ガザの民衆に連帯する緊急行動
(7月19日-21日 京都・神戸・大阪・東京・仙台・甲府)
http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20140717/1405619710

【メッセージを届けよう!】
岸信夫・外務副大臣 ツイッター @KishiNobuo

外務副大臣がイスラエルなど訪問へ(7月17日、朝日)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11247486.html

※彼は現在、カイロへ向かう飛行機の中です。ちなみに私は以下のツイー
トを送りました。

@KishiNobuo 空爆のみならず地上侵攻に踏み切ったイスラエルに対して、
「これ以上、民間人を虐殺するな」「ただちに地上戦と空爆を停止せよ」と
強く要求してください。「虐殺を続けるなら、日本政府は経済協定など全
ての取り決めを凍結する」と迫るべきです。アリバイ訪問は許されません。

—————— 以下、転送 ——————

みなさま、

京都の岡真理です。
攻撃開始から10日、数千人のイスラエルの地上部隊が
ガザに侵攻し、市民のさらなる犠牲が危惧されます。

以下、7月12日(土)にガザの諸団体から出された
緊急アピール(試訳)です。

拡散歓迎
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ガザの市民社会から緊急アピール:直ちに行動を!
2014年7月12日
エレクトロニック・インティファーダ
http://electronicintifada.net/content/urgent-call-gaza-civil-society-act-now/13558
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私たち、血みどろの封鎖されたガザ地区に閉じ込められているパレスチナ
人は、世界中の良心ある人々に訴えます。行動してください、抗議してく
ださい、イスラエルに対するボイコット・投資引上げ・制裁を強化してく
ださい。イスラエルがこの殺戮攻撃を止め、その責任をとるまで。

世界がまたも私たちに背を向けているなかで、この4日間、ガザの私たち
は虐殺に次ぐ虐殺にさらされています。あなたがこの文章を読んでいるあ
いだにも、25人の子どもを含む120人を超えるパレスチナ人が亡くなりま
した。負傷者は1000人を越えます。その中には、生きている限りその人生
を制約する、恐ろしい怪我を負った者たちが無数にいます。負傷者の3分
の2は女性や子どもです。

私たちは知っています、多くの者が翌日まで生き延びることができない、
という事実を。

今晩、大虐殺の音に目覚めたままベッドに身を横たえながら、私たちの誰
が、次の犠牲になるのでしょうか? 肉体を引き裂き、四肢を剥ぎ取る、
イスラエルの最新式破壊兵器によって、見分けのつかない姿で次の写真に
写るのは誰でしょうか?

私たちは、私たちに対する犯罪と抑圧を最終的に終わらせることを訴えます。
私たちは、

・イスラエルに対する武器輸出禁止、すなわち、このような戦争犯罪を行
使するためにイスラエルが頼りにしているヨーロッパおよび合衆国から
[イスラエルに対してなされる]武器供与と軍事援助を打ち切るという制
裁、

・ヨーロッパ連合とイスラエルの間の労働協約のような、すべての自由貿
易協定や二国間協定の停止、

・2005年にパレスチナの市民社会の圧倒的大多数が呼びかけた、[イスラ
エル製品の]ボイコット、[イスラエルに対する]投資引上げ、制裁を訴
えます。

イスラエル体制は繰り返し繰り返し証明してきました。圧力をかけられな
いかぎり、孤立しないかぎり、今、まさに私たちが目にしている集団虐殺
を続けるのだということを、そして、何十年にもわたる民族浄化と軍事占
領とアパルトヘイト政策をこれからも続けるのだということを。

私たちはこの文章を土曜の晩に書いています。爆弾がここガザ、私たちの
頭上に投下されるなか、自宅で、再び、からだを硬直させながら。いった
いこの攻撃はいつ終わるのか、誰にも分かりません。7歳以上の者ならだ
れもが、その脳裏には永久に刻まれているのです、2009年、3週間以上に
わたり、330人以上の子どもを含む1400人を超えるパレスチナ人が殺され
て、ガザの通りという通りに血の川が流れたことを。

白燐弾その他の化学兵器が民間地区に対して行使され、私たちの土地を汚
染し、その結果、癌の増加を招きました。最近では、2012年11月下旬、1
週間に及ぶ攻撃で180人以上が殺されました。

今度は何人? 200人? 500人? 5000人? 私たちは問います、世界が行
動を起こすには、私たちの命がいったいどれだけ、無用の長物とされれば
よいのでしょうか? 私たちの血がどれだけ流されればよいのでしょうか?

イスラエルが爆撃する前、イスラエル国会議員、極右政党「ユダヤ人の家」
のアイェレト・シャケドは、パレスチナ人のジェノサイドを呼びかけました。

「彼ら[パレスチナ人]は消え去らねばならない。彼らが蛇を育てた肉体
の家が消え去らねばならないように。さもなくば、さらに小さな蛇たちが
そこで育てられよう。」

今現在、イスラエル国家ほどその性格が残忍なものはありません。私たち、
その大半が子どもたちである[ガザのパレスチナ人]住民は、彼らにとっ
てすべて蛇でしかないのです。

ガザのオマル・グライブが言っているように、「幼い少年や少女が悪意に
満ちたやり方で殺されている写真を目にするのは、心が打ち砕かれる思い
だ。年輩の女性が、日が暮れて断食明けの食事をとっているときに、自宅
が爆撃されて殺された写真もそうだ。彼女は、片手にスプーンを握ったま
ま死んでいた。その姿が頭から消え去るには長い時間がかかるだろう。」

すべての家々が標的とされ、すべての家族が殺害されています。木曜の朝
早く、アル=ハッジ家の家族全員が抹殺されました。父親のマフムード、
母親のバシーマ、その5人の子どもたち。事前の警告もなく、一つの家族
が狙い撃ちされ、その命を奪われたのです。木曜の夜にも、同じことが再
び起こりました。警告なく、さらに5人が殺されました。うち4人はガンナ
ーム家の者たちです。犠牲者には、女性一人と7歳の子どもが含まれてい
ます。

火曜の朝、カワレの一家は、電話で、3階建ての自宅を爆撃すると告げら
れました。貯水タンクが攻撃を受け、家族は避難し始めましたが、やがて
近隣の住民たちとともに、自宅に戻ってきました。彼らはみな、一家とと
もに攻撃に立ち向かうために、家にやって来た、地区全体の人々でした。
イスラエルのジェット機は、屋上に大勢、人間がいるその建物を爆撃しま
した。民間人でいっぱいだと十二分に分かった上で攻撃したのです。

7人が即死、うち5人が13歳以下の子どもです。さらに25人が負傷、8歳の
セラージュ・アブドル=アールはその晩、亡くなりました。

おそらく家族は、イスラエル体制の人間性に訴えようとしたのでしょう。
イスラエルであろうと、まさか人間でいっぱいの屋上を爆撃したりはしな
いだろうと。けれども、私たちの周りの引き裂かれた家族たちを目にする
と、イスラエルの行動は人間性とは無縁のものだということは明らかです。

ほかの場所では、はっきりと「メディア」と大書きされた車両が攻撃され、
フリージャーナリストのハーメド・シェハーブが死亡、ほか8人が負傷、
また、赤新月社の救援車両も攻撃されました。複数の病院も攻撃され、患
者は避難を余儀なくされ、さらなる負傷者が出ました。

イスラエルの野蛮さを示すこの最新のセッションは、イスラエルによる7
年に及ぶ非人間的な封鎖という文脈の中で行われています。物資の主要な
ライフラインは絶たれ、人はガザを出入りすることもできず、その結果、
今、私たちのすべての病院が報じているように医薬品および食料は極度の
欠乏状態に陥っています。

イスラエルの攻撃で破壊された何千軒もの家を再建するためのセメントは
[ガザへの搬入が]禁じられ、大勢のけが人や病人たちは、緊急の治療を
受けるために海外に渡航することが、依然として禁じられており、600人
を超える患者がそのために命を落としてきました。

さらなるニュースが入るたびに、そして、イスラエルの指導者たちが残忍
さの次なる段階へ移ると約束するたびに、私たちは、さらなる恐怖が私た
ちを見舞うことを知っています。だからこそ、私たちはあなたたちに訴え
ます、私たちに背を向けないでと。私たちはあなたたちに訴えます、正義
と人間性を求めて立ち上がってください。迫りくる暗黒に直面しながらも、
ガザ地区に深く根を下ろして生きる勇気ある男性たち、女性たち、子ども
たちを支え、その意志を示してください。国際的な行動をとるよう、私た
ちは強く求めます。

・イスラエルとの外交断絶
・戦争犯罪を裁くこと
・ガザの民間人を即刻、国際的に保護すること

私たちは呼びかけます、高まりつつある国際的な、ボイコット、投資引上
げ、制裁キャンペーンにあなたも参加してください。この犯罪的国家が、
再び、かくも暴力的でありながら問題とされないでいる、その責任をとら
せるために。

パレスチナ人が、イスラエル体制による情け容赦ない殺戮と破壊の只中で
成長しなくてもよい日のために関わろうとする、イスラエルに対して批判
的な大衆は世界中で増え続けています。これにあなたも加わってください。

私たちが自由に移動でき、封鎖が解除され、占領が終わり、世界のパレス
チナ難民についに正義が与えられる日のために。

今すぐ行動してください。手遅れになる前に!

パレスチナ労働組合総同盟
パレスチナ大学教員協会
パレスチナNGOネットワーク(130団体の包括組織)
パレスチナ女性合同労働組合
医療民主会議
パレスチナ・ゼネラル・ユニオン
保健医療ゼネラル・ユニオン
公務員ゼネラル・ユニオン
石油化学・ガス・ゼネラル・ユニオン
農業ゼネラル・ユニオン
女性労働委員会組合
パル・シネマ(パレスチナ映画フォーラム)
青年ヘラク運動
女性闘争委員会組合
シナジー組合(女性支部)
パレスチナ女性委員会組合
女性学会
働く女性協会
プレス・ハウス
イスラエルに対するアカデミック・ボイコットを求めるパレスチナ学生キャンペーン
ガザBDSワーキング・グループ
民主的一国家グループ

【翻訳:岡 真理】

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■明日19日(土)
午後5時~ かぜのね(出町柳)にて
「繰り返されるジェノサイド~私たちの応答責任~」岡真理
https://twitter.com/KazenoneKyoto

午後7時~8時半 三条大橋
<ガザのためのピース・スタンディング・ビジル>
・雨天決行
・キャンドル、メッセージ・ボードをご持参ください。
・なるべく黒い服でお越しください。
呼びかけ人:ピースウォーク京都、つばめクラブ
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以上