出所 【 民主中国 】 時間 : 12/24/2016
中国を市場経済国として認めないのは米日欧の間違いか?(一)
著者:高智晟
米、日、欧はまた間違えた—-中国の市場経済国としての地位を認めない。間違いなく、またしても「国際的な反中勢力の陰謀」である。恥もなくより恥知らずな「愛国」の皮を纏った犯罪組織とその文武の走狗どもはまたしても怒りに燃えている!共産党の大メディアは、満面無邪気で正直な面持ちで、勿論他人が間違えていると怒鳴り続ける!
台湾問題:他人の間違い。;香港問題:他人の間違い。東シナ海問題:他人の間違い。米国の問題:他人の間違い。;韓国:「サッド」:他人の間違い。人権の問題:他人の間違い。市場経済国の地位の問題:他人の間違い。世界で唯一正しく凄いのは絶対に彼らなのである。絶対的なコントロール下にある党のメディアの充満した薄気味悪さに人々がどの様に唖然とさせられているかを見てみよう。正当な人権は、彼らに妨げられ、全て「内政」の下に弾圧され、「反中」として一掃される。すべての人類のそれまでの普遍的な文明の成果は、悉く彼らにとっては不便なもので、終には寝食も安んじがたくなっている。これは彼らの末路なのか、或いは人権、人類の普遍的な文明が行き詰まりに直面しているのだろうか?彼らは別の生物種ではないかと感じさせる。
ある人曰く「米、日、欧はついに中国共産党のテロ組織の前で一回筋を通したが、目も一回覚めた。」これは実に大間違いではない。利益の折衷計算において、彼らはいつも明晰なのである!
中国共産党の厚顔無恥に言い及ぶと、人類のこれまでの如何なる判断認識基準、習慣も悉く無力感を呈す。もし誰かが中国の市場経済の地位を認めたら、その眼力は盲目よりも酷いものである。中国は元々市場経済国の地位を備えていない。誰が認めない勇気があるか、認めないと間違いだと決定されるだけでなく、且つ「反中勢力」の行先まで決定される。もし認めないと堅持すると起訴される。人々の意見の違いはありふれたことであるが、訴訟方式で議論を止め訴訟を起こすのを止めさせる。これは匪賊強盗の習慣でなくて何であろうか。国内で無法の限りを尽くす匪賊強盗の輩は突然法律に寄りかかって人を起訴する。しかしこが意味するところは決して強盗が法治を愛する結果ではない。
暫く前の情報によるとEUは15年の評価を経て、中国の市場経済の地位は認めないという結論を得たという。当時私は一遍の文章の中で慨歎した「欧州人は一体どうしたのだろうか、評価に15年もかかるのか?正常な目と耳があればよい! 成熟した、普遍的な価値の意義を持つ財産権保障制度、自由で公正な取引制度は市場経済の魂である。今日の中国で誰に見えないというのか、持続的で普遍的に発生している強制立ち退きの恐怖という現実の中で、そのつど蟻の兵隊のような専業のならず者――武装軍人、警察、党の幹部、素人の犯罪組織ならず者を使い、常に群れを成す精悍な犬と力を合わせて、長期にわたって、戦争に近い状態で所有権者に対して、底なしの血生臭い暴力で、ひいては殺戮の方式で権勢のある高官が必要とする「取引」を完成してきている。数十年来、彼らが行ってきたのは所有権を消滅し、公平な取引を杜絶する市場経済の普遍的な法則に反するファシスト戦争である。」
外国人はいつも信じている専門家の言葉を通じて中国を理解する。現在文盲の陳情者の中国共産党に対する認識の全面的且つ正確さを超える国外の中国問題専門家は一人もいないことを私は断言できる。