福岡市の上水道と北九州市の瓦礫焼却について

北九州市の瓦礫焼却についての懸念ですが、
実は、福岡市は 東区奈多に 2005年、
海の中道奈多海水淡水化センターを作り、
受水を開始しています。
つまり、北九州市で、瓦礫焼却により放出された放射性物質が
雨とともに川に流れ出た場合、
その海に流れてくる放射性物質を含んだ水を
福岡市は水道水に利用して飲んでしまうということになります。
だから、福岡市議会では、海水を水道水に利用しているという理由で、
被災地の瓦礫焼却は反対され、見送られたそうです。
福島第1原発が、原発立地自治体だけの被害に留まらなかったように
放射性物質を含んだ瓦礫焼却は、
焼却炉を持つ自治体だけの権限で決めてはいけないのではないでしょうか?
放射性物質の拡散、新たなプチフクシマの出現とも言える瓦礫焼却は、
国も県も、きちんと説明責任を果たし
何度も何度でも、公開討論を重ねて、
時間をかけて、決めなければならないのではないでしょうか?