第三世界への近代主義的偏見を排す

先ほど投稿したものの注。

故加藤周一は「生きている古代-メキシコ峡谷で」(日本の内と外,文芸春秋,1977版)で『-現代メキシコは文学に貧しく,音楽に豊かならず,造形美術(狭い意味での芸術)において,もっとも活発な国なのである。昔のメキシコは――そこにも大学があり,音楽もあったにちがいないが,今日掘りだしてながめることのできるものは,いうまでもなく建築・壁画・彫刻・陶器の類にほかならない。』と記しています。