第8回福島講座「3・18水戸地裁判決を受けて、東海第二原発を再稼働させないために!フクシマの悪夢をくり返さないために、私たちができることは何か?」

▼日時:6月12日(土)13時30分から
▼会場:ほくとビル4F会議室(大きなスクリーンで見ます)
▼参加費:300円
▼ ゲスト:大石光伸さん 「水戸地裁、差し止め判決を受けて」
▼主催:東日本被災者支援千葉西部ネット連絡先/090−9365−9608(武笠)

3月18日、水戸地裁では、東海第二原発の運転差し止め判決で94万人の一斉避難計画は「不可能」と東海第二原発の運転差し止めを命じました。原発から半径30キロ圏内の自治体に義務付けられている避難計画の策定が進まず、実効性が不十分との指摘です。人口密集地帯の原発が抱える根本的な問題に新たな判断が示されたのです。

ところが、日本原電は、再稼働するための費用もない中で東電や東北電力から借金をしてまで再稼働を目指しています。菅政権は、コロナ禍で私たち市民には自粛生活を厳しく求めておきながら、日本原電の再稼働のための大規模な工事は認めているのです。水戸地裁の運転差し止め訴訟団共同代表の大石光伸さんを迎えて、水戸地裁判決の意義は、「広域避難協定」は実行できるのか、水戸市民の受け入れを求められている東葛6自治体の市民として、私たちに何ができるのか知恵を出し合ってみたいと思います。

オンライン講座です。是非ご参加ください。(会議室でも10人少々は「距離をとって」参加できますので、事前にご連絡ください)

<千葉西部ネット>私たち東日本被災者支援千葉西部ネットは、「3・11」直後の3月末に発足、2011年6月から南相馬市の学校給食センターに今回の講師、魚住さんがつくる有機野菜を290回ほど送り届けてきた市民の集まりです(この3月、野菜支援は資金難で中止)。同時に、「3・11」福島過酷事故から学び、被害の程度は大きく違うとしても同じ被曝地の東葛地域としても、事故を風化させないために市民講座「福島講座」などを開催してきました。なお、今後も、被曝地福島と連携しつつ原発全廃に向けての活動は続けてゆきます。