日時:3月1日(土)1:00~5:00
場所:明治大学駿河台校舎・研究棟第9会議室
テーマ:「2.26事件・天皇機関説・北一輝」
講師:古賀 暹(元『情況』編集長)
参加費:500円
*古賀暹著『北一輝-革命思想として読む』(御茶ノ水書房2014.3月末刊行予定)
古賀暹さんは、「東京大学新聞」の編集長を経て、雑誌『情況』を創刊、第一次と第二次『情況』の編集長をやって来ました。亡父(「専守防衛」論の提唱者)が北一輝の思想に心酔していたため、北一輝の研究に手を染め、この度その成果を一冊にまとめ出版することになりました。今回の報告は、その前予告を兼ねてのものです。社会的格差がとてつもなく拡大している今日の状況は、1936年の2.26事件勃発時の不安な時代と相似しています。再び「愚かな戦争」を起こすことのないよう、彼我の歴史への目配りをし、今何をなすべきなのかを考えるためにも、皆様方の積極的なご参加とご意見をお願いしたいと思っています。
現代史研究会顧問:岩田昌征、内田弘、生方卓、岡本磐男、塩川喜信、田中正司、(廣松渉、栗木安延、岩田弘)
*なお、今年は哲学者・廣松渉の没後20年目にあたります。先生は現代史研究会の提唱者でもありました。4月か5月ごろに、廣松渉の思想をテーマにした研究会を催したいと考えています。