*どなたでもご参加いただけます*
令和5(2023)年4月13日(木) 午後2時~3時
豊島区南池袋公園内『空襲犠牲者哀悼の碑』前
主催:4・13根津山小さな追悼会実行委員会
今から78年前の昭和20年4月13日、東京城北一帯を襲った大空襲で豊島区は3分の2が焦土と化し、その人口の70%に及ぶ約16万人が被災し、778人の尊い人命が失われました。
この被災体験を語り継ぎ、空襲で亡くなった人々への鎮魂の祈りと、二度と戦禍に見舞われることのない平和への願いをこめて、今年も4月13日に「豊島区空襲犠牲者哀悼の碑」の前で追悼会を開催いたします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
◎お願い:マスク着用。体調の悪い方は参加をご遠慮ください
当日の式次第
一、開会のことば 実行委員会 代表
一、ごあいさつ
一、黙 祷 全 員
一、鎮魂のことば 有 志(僧侶、牧師、被災体験者)
一、朗 読 豊島朗読の会「ききみみずく」
「未来のない頃の原風景」 関 きよし
一、閉会のことば 実行委員
一、献 花 全 員
*新型コロナ対策のため、「花」斉唱を割愛させていただきます
【朗読内容一部紹介】「未来のない頃の原風景」 関 きよし
空襲で板橋の家は焼けた。その日は、金曜日、記録によれば「B29三三〇機、東京を四時間にわたり無差別爆撃。宮城の一部に火災、明治神宮焼失」とある。僕は埼玉から我が家の焼ける真っ赤な空を遠望していた。
そしてようやく池袋駅に降り立った。それまで、望めなかった護国寺の屋根と講談社の建物の他何にもない。まだ煙の出ている焼け跡の残骸、黒焦げの人体。高い建物だけ見つめて進んだ。息を抜かずひたすら歩いた。それは時間の止った瞬間。(被災証言第一集「追悼会十周年記念文集」二〇〇六年発行より)
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*チラシPDFがダウンロードできます→ https://gallerytakao.com/pdf/413poster&flyer_2023.pdf
高尾裕子/ギャラリータカオ
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