第308回現代史研究会のご案内(2019.1.12/新MEGA出版と『ドイツ・イデオロギー』解読の問題)

308回現代史研究会

日時112日(土)午後100500

場所:明治大学駿河台校舎・研究棟2階第9会議室

テーマ:マルクスの『ドイツ・イデオロギー』を検証する―『経哲手稿』との連続と不連続」(仮題)

講師:渡辺憲正(関東学院大学教授)

参考文献:「唯物史観と新MEGA版『ドイツ・イデオロギー』」(社会評論社2018.10刊)

2019年元旦   現代史研究会

2018年5月のマルクス生誕200年のイベントに続いて、「今こそマルクスの復権を」の意図をもってこの研究会をやりたいと思っています。

かつて、廣松渉やアルチュセールによって提起された『経済学哲学手稿』(疎外論)から『ドイツ・イデオロギー』(物象化論)への視座変換の問題提起に対して、新たに出版された「新MEGA版」の『ドイツ・イデオロギー』を基に大村泉(東北大学名誉教授)や渡辺憲正(関東学院大学教授)のグループの研究がどう切り込むか、それが今後のマルクス研究、ひいては社会・人文科学の分野にどういう意味をもつのか、などについて大いに議論したいと思っています。