憲法映画祭は、5月3日の憲法記念日を前に、憲法について一緒に考えることのできる映画をまとめて見ていくをねらいとして、2年前から始め、今回は三回目になります。
第三回めの今回は1日目(4月29日)のテーマは「アメリカの嘘、ニッポンの嘘、政治の嘘」。
映画は『すべての政府は嘘をつく』『ニッポンの嘘』『東京裁判』
2日目(4がつ30日)のテーマは「民主主義って何だ?希望と勇気を探す旅」。
映画は『NO』『ハトは泣いている』『トランプのアメリカ(仮題)』
はじめ私たちは、テーマを「日米関係の戦後史」ととらえていました。
第一回目、第二回目の憲法映画祭では、「先の戦争がどのように作られたのか」を見てきましたが、憲法を変えて再び軍隊を復活させ、戦争への道を開くことが繰り返されようとしている「今」に照準を合わせ戦後史を考えていこうとしました。作品を選びプログラムを決めていく中で、今、憲法を変えようとする動きの中に、戦後の日米関係の「嘘」、そして今の安倍政権の「嘘」が明らかになってきました。
2日目は「では私たちはそうした憲法を変え、戦争への道を歩もうとしている現在の政治の動きに対してどのように行動したら良いのか」を考えていくために、「市民運動と民主主義」をテーマに作品を探しました。
チリの軍事政権を倒した広告マンを描いた「NO」は憲法の国民投票を考えるという側面も踏まえています。
「ハトは泣いている」は、「表現の自由」の危機と戦争を繰り返さないための市民の闘い、
そして新作「トランプのアメリカ」は今のアメリカの市民の運動を訪ね歩く旅になっています。
テーマ講演として元国立市長の上原公子さんにお話をいただきます。
市民運動から地方自治の首長となって、憲法と民主主義の実現をめざしたその運動の話から
「何とかしなければ」と思っている私たちに新たなsuggestionをいただきたいと思っています。
憲法映画祭のご紹介のほど、よろしくおねがいします。
なおチラシなどお配りいただける方はお知らせください。
是非お誘い合わせていらっしゃって下さい!
********************************************
憲法映画祭2018(第42回憲法を考える映画の会)
と き:2018年4月29日(日)10:00~20:00
10:00〜11:50 『すべての政府は嘘をつく』
12:40〜14:40 『ニッポンの嘘 』
15:00〜19:40 『東京裁判』
2018年4月30日(休)10:00~18:30
10:00〜11:50 『NO』
12:40〜15:00 『ハトは泣いている』
15:10〜16:10 お話「市民自治 民主主義 憲法」上原公子さん
16:20〜17:50 『トランプのアメリカ』
17:50〜18:10 リラン・バクレーさんのお話
ところ:国立オリンピック記念青少年総合センター
セミナーホール(東京都渋谷区代々木神園町3-1 小田急参宮橋駅7分)
参加費一日券:一般2000円 学生1000円