いつもお世話になっております。
6月30日に予定している「憲法を考える映画の会」のご案内をさしあげます。
次回は『沖縄から叫ぶ 戦争の時代』と『宮古島からのSOS』という今の沖縄(南西諸島)の状況を描いた
二つの映画を見ていっしょに考えて行きたいと思います。
【このプログラムを選んだ理由】
夏の参議院選挙(同時選挙)の後、安倍政権は再び改憲の動きを加速させていくものと思われます。
そうした中で私たちもこれから先、半年、一年間、何より「改憲をさせないこと」、
とくに「安倍政権の手によって、改憲案を国会に提出させない」ように力をそこに絞り込んでいこうと考えました。
今回は、安保法制を強行した安倍政権が、その「戦争できる国づくり」の中で、
いま、どのような改憲を先取りした防衛政策を既に実行しているか、
とくに沖縄南西諸島において米軍基地、自衛隊基地の建設と自衛隊配備を強行しているのかを見ていきます。
あわせて今の自衛隊、防衛政策の様々な面での問題を考えていきたいと考えます。
それらは安倍首相の言う
「加憲」によって、自衛隊が軍隊になることで、さらに「戦争する国」の危険を増していくものと思われます。
映画『沖縄から叫ぶ 戦争の時代』は、
2018年2月の名護市長選挙から2018年9月の沖縄知事選までの沖縄の政治状況と
市民の思いをとらえたドキュメンタリーです。
同時に宮古島、石垣島、与那国島、そして奄美大島での自衛隊(ミサイル)基地建設と配備に反対する市民の姿を描き、
迫っている「戦争の時代」の危険を訴えています。
そして市民の私たちは、これから何をしていったら良いかを問いかけている映画です。
この映画を制作された湯本雅典さんから「今年に入ってからの沖縄の新しい動きをとらえた映像があるので、
それらを見てもらいながら、いまの動きについてお話ししましょう」というお話をいただいています。
映画『宮古島からのSOS』では、まず、宮古島の集落の聖地である「御獄(うたき)」と呼ばれる森を壊して建設される
陸上自衛隊のミサイル基地とそれに反対する住民の姿が描かれています。
沖縄戦の記憶から島民たちが戦争にどのような思いをしているか、自衛隊配備を見つめているか、
さらにこの一連の「南西諸島防衛強化」の軍事政策が何を目的に、
どのような危険をはらんだものかを解き明かしていきます。
私たちはこの二つの映画を見て、沖縄だけでなく全国的に強行されている防衛政策、
自衛隊のいまの問題点を洗い出して行きたいと思います。
それらが改憲の準備や先取りであることを見据え、これからの自分たちの行動を考えていきたいと思います。
どうぞお誘い合わせの上、いらっしゃってください。
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第51回 憲法を考える映画の会
日 時:2019年6月30日(日)
13時10分 開場予定 13時30分〜16時40分
会 場:文京区民センター3A会議室(地下鉄春日駅2分・後楽園駅5分)
プログラム:
13時30分 開会・映画についての説明
13時35分〜14時40分 映画「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」(上映時間 61分)
14時45分〜15時15分 映像とお話「沖縄から叫ぶ 戦争の時代」その後 湯本雅典監督
15時30分〜16時40分 映画「宮古島からのSOS」(上映時間60分)
参加費:一般1000円 学生・若者500円
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