第53回憲法を考える映画の会『ニジノキセキ』(10月26日)のご案内とご紹介のお願い

いつもお世話になっております。

10月26日に予定している第53回「憲法を考える映画の会」のご案内をさしあげます。

今回は戦後と「いま」の朝鮮学校を描いた映画『ニジノキセキ─「4.24」の未来へ,七色の架け橋─』を見て、

戦後すぐ起きた朝鮮学校弾圧、その排除と差別の政策が、現在も続いていることについて考えていきます。

そのことは「在日」の人たちの問題ではありません。

そうした「排除」と「差別」を知らず、気付かず、差別してきた私たち自身の「いま」の問題でもあります。

 

映画『ニジノキセキ』は今年2月完成したばかりの作品です。東京では先月に続いてまだ2回目の上映です。

どうぞお誘い合わせの上、いらっしゃってください。

またご紹介よろしくおねがいします。

 

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第53回 憲法を考える映画の会

 

第53回憲法を考える映画の会『ニジノキセキ─「4.24」の未来へ,七色の架け橋─   』

と き:2019年10月26日(土)13時30分〜16時30分

ところ:文京区民センター3A会議室(地下鉄春日駅A2出口2分・後楽園駅4B出口5分)

プログラム:

13時30分 開会 映画のご紹介

13時40分〜15時映画「ニジノキセキ」(上映時間80分・2019年製作 監督:朴英二 金功哲)

15時10分〜16時30分 トークシェア(映画製作スタッフを交えて)・閉会予定

参加費:一般1000円 学生・若者500円

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【映画の解説】

在日コリアンが通う朝鮮学校のドキュメンタリー。

日本で生まれ育った在日コリアンが通う朝鮮学校は近年、ヘイトスピーチや北朝鮮バッシングの的になり、国や行政からも財政的圧迫を受ける対象になるなど、取り巻く環境が厳しくなっている。

 

そんな現実に在日コリアンたちは何を思うか。

朝鮮学校の現役教師らに密着し、その胸中や朝鮮学校の未来像にも迫っていく。

 

撮影には兵庫県下の朝鮮学校が全面協力し、メディアでは公開されてない朝鮮学校の日常の姿を映し出した。

また、朝鮮学校の歴史を語る上で欠くことのできない、1948年に起こった「4.24 阪神教育闘争」についても当事者などに取材して取り上げるなど、朝鮮学校にまつわる過去、現在、そして未来を描いていく。

 

予告編:https://www.youtube.com/watch?v=26UQPJIVa1E <https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3D26UQPJIVa1E%26fbclid%3DIwAR1LRNPd88eB23UAyLKc3916CNnItTUmHoor0978EOSmBc0deo1n0V9pBzc&h=AT1tuLW-Vy8POs7kcx6EMwNWTPhdTp7vVQHYLU2KPbDxtqV4Yehgn155ovZpAlaZ14GhEIVEv96d9etFdvLRCGwCz3RlSlyUp-rDf3MBexytHhhdLcBKeuprvNPy1JRzmn0h04E7TrKGXdJM7qNvH0FP86CkT8ce_hGgA2AjLPUwoaT3PhnUPgHrAiPgDZdH0wrbKMk3u5o6W5_YTaL8C-4kpAoZV05LNFIKjJnYn_ZX-xN823y59VW779s5TsoIuEd8cQs9zuLjyxrRaLVRqp-Od4LtGu20iSYseHFdH1WspmgnyI2i9plS7lX-Q3Q-XiLRVat3i8WXdgJneOPLQxBIuTByGZGSPqjYeHZ3wHlfwDCwkuzTjZOYAC4iAeW4jnvVRft0AN9jvZhhNPvTcvqCAOlqqj5J4UQ0AEdjUtJE0nNDSjjcnJaUYwPe4Pl1TGZtHFOqMkZfX-0hF6agczzprKsBF3FjwA4jy3LhIyzMHz_QsjURmes8H4RtmPhjc0aLQXQT4UdEQM8mHOOwp4jlb0VHtT9LukauYxwWP8kKX_s5WevcbjPLmI1p-jBSQnAvQ7DZHeMDYpPmD3A8qfnRgaNOXaauvcG8aIw19Wl_ZNP8TzKA-Brg02gqm6YsqOThLMynfw>

詳しくは、憲法を考える映画の会ホームページ「ニジノキセキ」もご覧ください。

http://kenpou-eiga.com/?p=2441 <http://kenpou-eiga.com/?p=2441&fbclid=IwAR0-3GyknHzZhYEKc3zxHAPIEIskztfUpRe_k2o00uHF0bNI0cycZgIZWzc>

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案の定、安倍政権は臨時国会で改憲に対して、声高に言い始めました。

 

私たちは、何としてもそれを阻止しなければと、憲法についてさまざまな側面から考えていくことができるプログラムを計画しています。

 

10月26日の第53回憲法を考える映画の会では、人権についてです。

「排除と差別の歴史、『在日』の人たちに、どうして日本国憲法の「人権」が保障されないのでしょうか。」

 

日本国憲法は、その制定段階において、すでに在日外国人排除の策動が行われていました。

(そのことを私たちは「第44回憲法を考える映画の会」に上映した『在日』と言う映画の中で知りました。)

そうした排除と差別の政治は、戦後、一貫して続けられてきて、ますますひどくなっています。

 

それはこれから憲法を変えようとする勢力の意図するところ、どのような国にしようとしているか(国家主義、歴史修正主義、排外主義、戦争する国、基本的人権の制限…)に重なっています。

いま、改憲を押し進めるねらいのもとにあるものを、外国人差別の歴史から考えていくことにしましょう。

 

なお「安倍改憲を許さないシリーズ」として第1弾としては、

10月22日(即位の礼の日)に映画『遅すぎた聖断』+明治大学教授山田朗先生のお話を予定しています。

テーマは「現代天皇制による『心の支配』」です。

第1弾と第2弾の順番が逆になりましたが、またご案内させてください。