をまとめてお知らせします。立憲野党も市民も非常に厳しい状況にあると思
います。しぶとく頑張りましょう!
———————————————
【経済秘密保護法案】
昨日5月9日、経済秘密保護法案が参議院内閣委員会で立憲民主党も賛成して可
決しました。もう本日ですが、5月10日(金)午前10時~12時30分の参議院本
会議で採決、成立の見込みです。
一人ひとりが主権者として、お知り合いや地元選挙区の立憲民主党参議院議員
に「賛成だけはしないでください(棄権、退席、欠席を)」とFAXやメール、
電話で声を届けてください。以下の行動にもご参加を!
◆知る権利・報道の自由・プライバシーを守ろう!
重要経済秘密保護法案の本会議採決を許さない!緊急国会前行動へ
5月10日(金)11時30分~
参議院議員会館前(永田町駅)
<共催>
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
【動画】
経済秘密保護法案の参院内閣委員会における採決を許さない
5.9緊急国会前抗議行動
https://www.youtube.com/live/3L3Yrvt2XQ0?feature=share
———————————————
【統合作戦司令部設置法案】
かつての”大本営”の復活と言うべき統合作戦司令部を創設する「防衛省設置法
等の一部改定案」が、昨日5月9日の参議院外交防衛委員会でわずか6時間の質疑
後に即採決されてしまいました。
4月10日の日米共同声明で表明された「指揮統制の連携強化」を具体化する戦争
準備法です。立憲民主党はこれにもあっさりと賛成してしまいました。本日5月
10日の参議院本会議で可決成立する見込みです。
この重大な悪法に市民運動がほぼまったく取り組めなかったことは、大きな反
省点だと思います。
———————————————
【次期戦闘機共同開発の調整機関設置条約】
次期戦闘機の日英伊共同開発を推進するための「調整機関設置条約」が、5月
8日に衆議院外務委員会で趣旨説明が行われたばかりなのに、5月10日にわずか
4時間30分の審議を経て即採決へ。
日本による第三国輸出も問題ですが、英伊による輸出も戦争犯罪に直結してい
ます。かつて英伊などが共同開発した戦闘機ユーロファイターがサウジアラビ
アに輸出され、イエメンへの無差別空爆に使用されました。共同開発そのもの
を抜本的に見直すべきです。
立憲民主党は「日本の第三国輸出には反対だが、共同開発は必要」との立場で
賛成する方針です。しかし、第三国輸出を前提にして共同開発は進められるわ
けであり、英伊による輸出の危険性も考慮すべきです。賛成方針の撤回を求め
ます。
<衆議院外務委員会>
5月10日(金)
グローバル戦闘プログラム(GCAP)政府間機関の設立に関する条約について
承認を求めるの件
◆中継 https://www.shugiintv.go.jp/jp/
黄川田仁志(自民) 9:00~9:15
金城泰邦(公明) 9:15~9:30
松原仁(立憲) 9:30~10:20
小熊慎司(立憲) 10:20~10:55
鈴木庸介(立憲) 10:55~11:30
鈴木敦(維教) 11:30~12:05
<休憩>
和田有一朗(維教) 13:00~13:45
宮本徹(共産) 13:45~14:25
<質疑終局>
(討論)
<採決>
※立憲民主党は今国会で、経済秘密保護法案、統合作戦司令部を新設する防衛
省設置法等の一部改定案、そしてこの条約と、3本の大軍拡推進法・条約に賛
成することになります。これでは、政権交代にどれほどの意味があるのかと問
わざるを得ません。市民の運動もあまりにも不十分であり、どう立て直すかの
議論が必要です。
〔opinion13700:240510〕