◎島崎邦彦氏が「地震が起こってからでは取り返しがつかない！」 12月20日（金）
杉崎さん：オープニングに「怒りのこぶしを上げて」原発再稼動反対の歌と「原発じゃ明日が無い」の歌。
K.M：日本は地震国、（東電を）こういう会社が原発を持っていいのか、珠洲に原発を建てなくて良かった、志賀原発が運転中だったら大変、次の大地震はいつどこで起こるか誰も分からない、地震が起こってからでは取り返しがつかない、規制庁の地震専門家は僕と真逆の人、原発を停止し廃棄するべき、と昨日島崎邦彦氏が話した。しかし今13基も再稼動を許されている理由は島崎さんが委員長代理の折に決めた「新規制基準」、釈然としない。
続いて、脱原発、経産省は嘘をつくな、可能な限り原発ゼロを実現しろのコール。
堀江さん：イスラエルがガザのみならず周辺国を攻撃、世界平和が無い、老朽原発の再稼動を止めよう。
白倉さん：木村さんに先に言われてしまった。昨日、東電刑事裁判で口頭弁論を開く様に訴えた、福島の人達の熱意も素晴らしい、最高裁にも声が聞こえたはず。報告集会で島崎さんの講演を聞いた。地震学者が日本は地震国、原発なんて安全ではない、どうして対策しないのか。でも貴方が規制委員長代理であったときに、その様に歩いていくべきではなかったか。私たちは一人一人が身を挺して自分が正しいと思う原発が無い社会に向かって少なからず行動しています、権力を持つ人間でも権力を持たない人間でも一人ひとりが人間の命をかけて自分が正しいと思ったことに歩んでいく必要がある、それが自分が生きることの責任だと思う。島崎さんがいろいろ経緯を話したが、お飾りの様になって利用されたと思う。一緒に運動する島崎さんは同志と考える。一人ひとり樋口さんが言う地震国日本で原発をなくすべき。
K.M：大事なことは、島崎さんも樋口さんも地震多発国日本で原発は止めるべきと話したこと。設立以来原子力規制委員会に抗議を続けている私から見て島崎さんの罪は重いと思う。
平岡さん：読売の渡辺恒雄が死んだ、共産党にいて読売に入った彼を私は支持しない。自民党への政治力を私は評価しない。読売新聞は憲法・原発の問題で自民党寄り。渡辺氏がやったことはジャーナリズムではない。今の政府の原子力推進は、安くもなく害を残すことがハッキリしていて人類への犯罪で間違っている。経産省のエネルギー基本計画に負けてはいけない。
K.M：原子力ムラは核ゴミ問題をずっと先延ばしして原発稼動を続けている、許せない。 守屋さん：原発続けることは許されないと訴え「座込め、ここへ」と「ああ、福島」を歌う。
K.M：東電の原発再稼動を許さないネット署名が1万2千筆を超えた、ご協力を。
吉岡さん：金の為に原発を作って、大変な思いをしたのが福島、原発無くて助かったのが珠洲市、ノーベル平和賞を受賞した被団協、世界は被ばくの被害をどれだけ知っているのか、米国の核実験でも多数被ばくし亡くなった。日本が米国を真似て原発を続けて新増設などは間違っている。
奥内さん：青田恵子さんの詩集「風にとむらはれて」から「いらない言葉」：ミリシーベルト、マイクロシーベルト、プルーム、ベクレル、山でないアルプス、…原子力マフィア、カタカナのフクシマ、こんな言葉も無い方がよい、
高木さん：22日の日曜に日本学術会議の総会があり8時から軍事研究などに反対する声を上げる、是非参加を。
K.M：日本学術会議が原子力委員会に核のゴミ問題で地層処分では危ないと答申した。学術会議が政府にとって目の上のたんこぶ。
加瀬さん：沖縄で女性団体連絡協議会が12月22日（日）に昨年の12月に起きた少女暴行事件と頻繁に起こる性暴力に抗議する県民大会を実施する、東京でも午後に新宿で呼応して行動する、ご予定を。
乱さん：エネルギー基本計画で原発を蘇られようとしている、沖縄も同様にほころびだらけ、力は小さいけれど訴え続けよう。請戸の浜で初日の出を見る、22日には青空川柳会をやる、インフルエンザも流行っている、1月6日（月）14時に新年経産省抗議をする。
コール：「経産省は嘘をつくな、‥、資源エネルギー庁は嘘をつくな、原発ゼロ実現が可能だ、全ての原発を廃炉にしろ、脱原発、NONUKES,NOWAR,人を殺すな、地球を汚すな」。続いて、首相官邸前で原発いらない金曜行動。（Ｋ.Ｍ）
◎12月21日 (土)
◯これが強いアメリカ？
トランプ時期大統領による交渉ではなく恫喝が始まった。
パナマ運河の建設工事に米国が巨費を投じたのに、通航料が法外に高いと不満を示した。是正されなければパナマ運河の管理権の返還を要求するという。
また中国を警戒して「運河が悪者の手に落ちるのを許すわけにはいかない」と訴えた。(語るに落ちるね)
来年はどんな年になるのか・・・(O・O)
◎句会報告 12月22日（日）
12月22日、強い冬型で強風の中、乱鬼龍さん主催の脱原発青空川柳句会が行われた。風邪が流行する中でも5人が参加。お題「PFAS」「この一年をふりかえって」各2句吐き。2時40分投句締め切り。入賞者には乱さんからミカン（原発は未完の技術）、バナナ（原発活用そんなバナナ）、イカ缶（原発はイカン）などの豪華粗品が贈られた。次回は1月26日。
秀逸
闇議員頭の中までＰＦＡＳだ（海の民）
ＰＦＡＳは思いやりでチャラにする（海の民）
ＰＦＡＳも原発もないニッポンを（ＣＯＰ２８）
国売るな米の最終処分場（ふ６４）
ファイトのファ抜いて永遠ピースだけ（ふ６４）
特選
ＰＦＡＳを返してやりたいアメリカへ（ＣＯＰ２８）
「この一年をふりかえって」
秀逸
帝国の逆襲に耐え自由勝つ（ふ６４）
原発も議員も汚染で年くれる（水蓮仏）
議員さん裏金もらう闇バイト（水蓮仏）
無責任最高裁も地に落ちた（海の民）
石丸がなぜ人気だかわからない（ＣＯＰ２８）
特選
新エネ法高い危険は国のため（原子力ガリレオ）
◎ 月曜日経産省前テントひろば座り込み日誌 12月23日（月）
きょうは朝は寒かったが経産省前に来た11時半過ぎは風も無く、セッティングしている時は暑いほどだったので防寒具を脱いで作業をした。
セッティングでは大きくて迫力のある牛と鶏のバナーを中央におき、その左右に女の子のバナーとのぼり旗を配置してみた。通りがかりの人を含めて多くの人が我々が訴えている事が理解出来たとみえてジロジロと見て隣の人と何か話していた。先日のエネルギー基本計画策定のニュースが新聞に大きく取り上げられていたのでその影響があったものと勝手に解釈した。
きょうの座り込み者は前半に集中した。先ず最初に1時半前に目の不自由なHoさんが杖を叩きながら来られた。直ぐに袋からミカンを出されて「静岡の友達が送ってくれたものなので皆で食べて」と言って差入れしてくれた。後から来た人にも渡して皆で美味しく頂いた。凄く甘かった。
そのすぐ後に練馬のTaさんが来られた。午前中にあった「現役女性自衛官によるセクハラ訴訟」裁判を傍聴されたあと寄って下さったとの事。これについては私もネット経由で加入を募集していたので先日応募したところです。裁判は11時からだったので行けませんでしたが。
1時40分に来られたOKお姉さんが「裁判傍聴ができなかったので2時半からの報告集会に参加するために来た」と言われて2時過ぎにお二人で報告集会に行かれました。
そのほかに2時過ぎになると電話が来たHi・Suさんコンビが1時45分に来られた。「このあいだ話していた餅つきはやるの？」と聞いたら31日と聞いて諦めた。その日は今しがたTaさんからお誘いのあった映画会「生きるのに理由はいるの？」と重なったので。
その後は誰も来られず、5人で反原発ソングを聴いていた。4時前になったので片付けをしようと思っていたら、今流行の自転車を引いてきた若者がバナーを見ながら声を掛けてきた。「何だろう？」と思っていたら「自分も福島の魚を食べて応援しようと思っているが汚染水が大量に放流されている状況では躊躇してしまう、食べても大丈夫ですか？」と。「正直言って何とも言えない、こののぼり旗に書かれている請戸川漁港近くで魚を獲って調べてもらっているが今のところ大量に汚染された魚は見つかっていない、海は広いから。ただし泥の中にいる魚は汚染されていると思う。発見されても政府などは隠してしまうだろう、それが問題。若い人や子孫などには影響が出てくるでしょう、水俣病の経験からそう言える」と答えてみました。ここは日替わりで座り込んでいるので何時でも歓迎するし最新のテントニュースを渡せるので近くまで来た時には寄ってほしい、と伝えて別れました。若い人に興味を持ってもらえて元気が出ました。(保)
◎12月24日（火）
曇一つない晴天、日光に当たっているとコートも要らないぐらいの穏やかな一日であった。
セッティングが終了すると、間もなくお体の不自由なOｂさんが、ホッカイロとモンブランのお菓子を差し入れてくれまして座り込みに参加、次にＢäさん、目の不自由なＨoさんと前半は6人も座り込み、通行人は「原発さえなかったら」の文字が入った瘦せた牛のバナー、大間原発現地で闘っている「あさこはうす」の主、鶏が描かれているバナー、ひまわりちゃんのバナー等を興味深げに見ながら行きかう、なかには写真を撮って良いですかと声をかけて来る人も、勿論OKですと即答、これらのバナーはかなりのアピールポイントになっているようだ。
この頃朝晩の冷え込みがかなり厳しくなっているせいか、座り込み当番者の中に風邪をひいている人が出て、応援の要請が来ていますが、なかなか難しい状況です、この難局を何とかして乗り越えて一日も早く原発廃炉の実現を！ （R・Y）
◎12月25日（水）
わりと暖かい。セッティングをしてしばらくすると、遅番のWさんがf早く来た。今日は東海第二差止め訴訟の第5回控訴審が3時からある。Wさんは原告なので、裁判所に行ったり、テント当番・座り込みをしたりとかいろいろ忙しくしていた。2時頃には傍聴抽選があり、練馬のKさんとか世田谷のWtさんはテントに寄ってくれてから出かけた。Wtさんはおいしい今川焼を持ってきてくれて、当番で美味しくいただく。鴨下さんのお連れ合いは自転車で寄ってくれて住宅追い出し訴訟の次回チラシをおいていかれた。
その後、今度は抽選にはずれた人たちが集団で文科省の方のカフェに行くために座り込みの前を通り、その人たちの何人かがカンパをしてくださる。OKIさんたち3人はそのまま座り込みをずっとしてくれる。裁判が終わってから報告会があるそうだ。
若い人が歩きをとめて絵を見ていたので、資料を渡す。外国人の親子も見ていた。東洋人が見ていたので資料を渡したら、カルフォルニアから来た人だった。英語の話になったので、保っちゃんから木村ゲタさんにバトンタッチ。木村さんは、自分はカルフォルニアに行ったことがあるなんて話をして、相手の人の話を聞かなかったそうだ。木村さんは規制庁抗議から回ってきた。経産省で第７次エネルギー基本計画についての会議であるといって、「第7次エネルギー基本計画を中断しろ」「原発なくとも電気は足りてる」「データをねつ造するな」「原発ゼロを実現しろ」などとシュプレヒコールをしたので、私たちも一緒にする。この会議はユーチューブでも配信している。ヨーカンさんも規制庁から回ってきてくれる。
今日は経産省の左側の方の木の剪定をしていた。木はほとんど丸坊主になるほど、幹まで切り込んでいた。夜にこの辺で用事があるというBさんが終わりまで最後まで座り込んでくれた。Anさんとともに片付けをして終る。今日はいろんな人が出入りをしてせわしなかった。（IT）
◎12月26日（木）
今日はInさんがお休みなので早目に事務所を出て1人で設営をしていると、通りかかった男性がテーブルの上のチラシを手に取りカンパをしてくださった。「ありがとうございます」と言うと「寒いから気をつけて」と言って立ち去った。やがてYoさんが到着。私はいつもの反原発ソングを流す。Yoさんは20日の新聞で私の写真を見たと言う。先週の座り込みの後、気候運動の若者たちと一緒にコタツに入っている様子が載ったらしい。私は最近読んだ山本義隆著『核燃料サイクルという迷宮』という本の感想をYoさんに話した。山本氏はこの本の中でCO2気候危機説を無批判に是認しているが、これは問題だ。気候変動は科学的に不確かなのだから、脱炭素の必要性も不確かだという前提で議論すべきだ、と言うとYoさんは脱炭素自体はよいことではないかという。脱炭素の議論は化石燃料の弊害（資源の有限性、大気汚染等）をCO2排出の影響にすりかえ、原発推進を後押ししている。だから脱炭素の必要性を是認すべきではない、と私は反論した。もっと議論したいところだったがYoさんは時間になり引き上げた。14：00 Okさん到着。14：45 Suさんが車で乗り付ける。Suさんは地元のフードバンクから放出されたという災害時用日用品キットを持って来てくれた。その中のビスケットなどをOkさんと一緒にいただく。その後は訪れる人もなく、時間になり3人で撤収、Suさんの車に荷物を積み込んだ。事務所に戻り、破れていた折り畳み椅子の背当てを繕った。（M．U）
今後の集会・行動等
◆12月28日（土）～1月5日（日）までの座り込みは、12：00～15：00まで。
◆1月6日（月）経産省前新春抗議集会（座り込みは12：00～） 14：00～16：00
南京玉すだれ：森丸さん 音楽：守屋さん 発言予定：江田さん、乱さん（請戸の報告）、杉山さん（大津漁協裁判の呼びかけ）、大口弁護士ほか
◆1月8日（水）12：00～13：00原子力規制委員会前 17：00～18：00 日本原電本店前 18：45～19：45 東電本店前抗議行動
◆1月10日（金）経産省前抗議集会 17：00～18：00
◆1月17日（金）首相官邸前（原発いらない金曜行動） 18：30～19：45 （転送者追記）
次もどうぞよろしく。
【ネット署名】深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を許すな
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye5867:241230〕
