総書記も民営企業家も鎮静剤を飲んだ。船が沈むことは知っている

中国2018年経済後退の四大原因

出所:世界門      発表時間: 01/22/2019   (要点翻訳 リスベット)

 

中方信富戦略発表及び斗牛財経サミットで、人民大学国際貨幣研究所副所長、国際金融戦略専門家向松祚がスピーチ。

 

昨年のスピーチでは、権威機関による経済成長率データ1.67%及びマイナス成長を引用して当局の6.6%との違いを明らかにした。

このデータは中共当局の偽造の仮面を明らかにし、外部に向けて中国経済は危険という強烈な信号を発した。

 

第一の原因は、債務拡大方式のやり方。

 

中国債務の悪性膨張の規模は誰も分からないが、前首相朱鎔基の息子朱雲来に依ると「債務総額は600兆元を超えている。」

 

第二の原因:中国の株式市場の会社はお金を稼げない。

 

第三の原因こそ最も重要、最も致命的な原因。

昨年私有制を消滅させるという雑音が現れ、民営企業の自信は大きな損傷を負った。

 

まず80歳代の人民大学周新城教授が突然曰く「私有制を消滅させる。」。続けて、《環球時報》の胡錫進編集長曰く「慌てなくてよい、暫くは消滅させないで、ゆっくり消滅させよう。」続けて、呉小平曰く「 民営企業の任務は終了した、退場すべきで、出ていけ。」その他にも多くの騒音があったが、中央の最上層部が発見し、11月1日座談会を開き、民営企業家に鎮静剤を飲ませた。

 

第一の問題、民営企業家の自信は現在回復したか ? 総書記も鎮静剤を飲んだが、まだ30%しか回復していない。

 

第二の問題、金融のレバレッジ解消。当局は優遇策を公布したが、多くの民営企業は既に融資を得て投資をする能力がない。

 

第三の問題、株式市場は立ち上がるか。最大の問題は、2017年の上場企業の総利益は3.3兆元、40数社の上場銀行と上場不動産会社が総利益の2/3を占めている。 他の会社はお金を稼げるはずがない。

 

2019年には幾つかの非常に深刻な灰色のサイが現れる。今後、中国の企業家と投資家は、注意力とエネルギーを価値の創造と富の創造に集中させなければならない。

 

あるツイッター曰く「自分を含むここにいる人達は、本当の原因は中共の専制体制にあることを知っているが、直接それを喝破することができない。」

政治エリートやビジネスエリートは、みな現在のこの中国社会の全ての問題の根源を、はっきり分かっているが、エッジボールを打つことしかできない。 彼らは、船が沈むことも知っている。解決策はなく、自分を大切にするしかない。